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平成28年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

とっとり次世代エネルギーパーク推進事業

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生活環境部 環境立県推進課 次世代エネルギー推進室  

電話番号:0857-26-7895  E-mail:kankyourikken@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
28年度当初予算要求額 15,800千円 2,339千円 18,139千円 0.3人 0.0人 0.0人
27年度6月補正後予算額 14,221千円 5,436千円 19,657千円 0.7人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:15,800千円  (前年度予算額 14,221千円)  財源:単県 

事業内容

1 目的

・鳥取県最大の資源である豊かな自然が生み出す多種多様な再生可能エネルギーの恩恵を県民自らも認識するとともに、導入者と協働して、エネルギーを通じた環境教育や環境保全活動を推進する。

    ・再生可能エネルギー施設と観光資源の連携による関連産業の振興を図る。

2 現状

・本県では、豊かな自然や変化に富む地形を活かして、太陽光、風力、水力、バイオマスといった多様な自然(再生可能)エネルギーを生み出す施設が県内に数多くあり、県域全体をエリアとした「とっとり次世代エネルギーパーク」(以下「エネパ」という。)として平成25年度に経済産業省から認定を受けた。
・これを契機に、エネパの中核施設である「とっとり自然環境館」を中心に、構成するエネルギー施設とともに、見学施設等の整備や、見学者の受け入れ、環境教育の普及を行っている。
 その中でも、中核施設である「とっとり自然環境館」の来館者数が年間1万人を超すなど、環境学習の推進に寄与している。
・平成28年4月には、電力小売自由化が一般家庭へも広まり、地域におけるエネルギーに対する関心度の高まりが予想される。

3 課題

・エネパを構成するエネルギー施設は民間施設も多く、また、新しい施設が出来つつある現状、引き続きハード・ソフト両面での見学者受入れ体制の構築支援を行い、環境教育への理解、協力を求めていく必要がある。
・また、将来的に次世代エネルギーを享受することとなる、小学生や、親子連れへの訴求が効果的ととらえ、小学生や親子連れが楽しめる企画でのエネパ普及啓発が求められている。
・エネパの中核施設である「とっとり自然環境館」には1万人を超える来館者がある一方、他のエネパ施設には来館者が少ないことから、多くの学ぶ機会を創出するためにも、他の施設への誘導が必要である。
・「とっとり自然環境館」は米子市に所在することから、鳥取市を中心とした東部地区からの来訪が少なく、東部地区にも環境学習を推進する拠点の整備も求められている。

4 事業内容

〔エネパの施設環境を整える〕
次世代エネルギーパーク施設整備事業
【事業費】5,000千円(前年度:5,000千円)
エネパ施設として環境学習に活用できるよう、見学者の受け入れに必要な整備に対する支援
補助対象者 エネパ施設及び予定施設
補助率・上限 補助率:1/2、1施設当たり上限500千円
 ※特に効果が高いと認める事業は2,000千円
補助対象経費 ・説明看板等の展示物の設置
 ・ガイダンスコーナーの整備
 ・見学者向け配布資材の作成

〔エネパを体感する〕
再生可能エネルギー体験学習推進事業
【事業費】7,500千円(前年度5,500千円)
(1)再生可能エネルギー体験教室【継続】
【事業費】2,000千円(前年度2,000千円)
エネパの中核施設である「とっとり自然環境館」を再エネに関する環境学習の拠点として整備し、年間を通じて定期的に体験型のエネルギー教室等を開催。(小学生、親子連れ対象)
委託内容:エネルギー教室の実施、指導員の養成等

(2)環境教育拠点強化【新規】
【事業費】2,000千円(前年度−千円)
東部地区での新たな環境教育拠点の整備
委託内容:環境教育に要する設備等の整備、指導員の養成等

(3)夏休み!自由研究 再エネ体験ツアー【継続】
【事業費】3,500千円(前年度3,500千円)
再エネをテーマにした再エネ体験講座を夏休み期間に集中開催
委託内容:エネパ施設見学とワークショップ(工作等)をセットにした体験プログラムの実施(東中西部、5コース程度を実施)による環境教育ツアーを実施。(夏休み期間、小学生対象)


〔エネルギーパークを知る〕
(1)エネルギーパークPRイベント事業【新規】
【事業費】1,300千円(前年度−千円)
・中核施設である「とっとり自然環境館」(米子市)で、エネパ認定3周年祭を開催するとともに、東部地区にも環境教育の拠点となる施設を新たに設け、周知するイベントを実施する。

(2)スタンプラリーの実施【新規】
【事業費】1,000千円(前年度−千円)
・エネパの複数施設を巡るスタンプラリーを実施し、より多くの施設を知るきっかけ作りとする。

(3)写真コンテスト実施【廃止】
【事業費】−千円(前年度1,421千円)
・エネパをテーマとした写真コンテストを実施し、入賞作品等を、県ホームページやパンフレット等で活用。一定の目的を達したため、事業廃止とする。

(4)広報ツール製作事業【廃止】
【事業費】−千円(前年度1,000千円)
・エネパの魅力を伝えるための映像等を製作し、エネルギー施設案内やイベント時、ホームページ等で使用できる環境が整ったため、事業廃止とする。


〔環境教育の推進〕
環境保全活動支援事業【継続】
【事業費】1,000千円(前年度1,000千円)
エネルギー施設設置者等と協同して、地域の、先進的で他の模範となる環境保全活動を行う団体に対し、活動費の助成を行う。※エネルギー施設設置者から県への寄附金を活用
補助対象者地域の、先進的で他の模範となる環境保全活動を行う団体
補助率・上限 補助率:定額、上限100千円
補助対象経費 「エネルギーシフトの推進」「環境実践の展開」「循環型社会の構築」「安全・安心な生活環境の実現」「健全な自然生態系の確保」に該当する実践活動、教育啓発活動に要する経費

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・県域全体をエリアとした「とっとり次世代エネルギーパーク」として平成25年度に経済産業省から認定を受けた。

・「とっとり自然環境館」エネルギー教室の実施
  毎月第4土曜日に実施。毎回10名程度参加

・夏休み自由研究!再エネツアー
  5コース実施、約150名参加

・エネパ施設整備補助金 2者

・環境保全活動支援補助金 3者

・県観光連盟と連携し、エネパ施設を巡る環境教育ツアーの造成に向けた働きかけ(観光素材集、教育旅行ガイドブックへの掲載)

・よなご環境フェス等への出展でエネパPR

これまでの取組に対する評価

中核施設に位置づけている「とっとり自然環境館」がオープンし、環境と観光の情報発信拠点となっている。
来館者数はH26.12で1万人を突破。H27も年間1万人を超すペース。
ただし、中核施設である「とっとり自然環境館」には多くの来館があり、環境学習に寄与しているが、他のエネパ施設への来館者が少なく、連携した取組等により、より広い地域で環境学習が出来る環境づくりが求められている。特に「とっとり自然環境館」が米子市に所在することから、東部地区からの来館者が少なく、東部地区にもエネパ拠点施設が必要である。

・再エネツアー・教室、夏休み再エネツアーは、次世代を担う小学生や、親子連れに好評であり、特に、体感系の企画が好評である。

・エネパ施設は民間事業者も多く、側面支援することで、エネパや環境教育の推進への協力を地道に求めていく必要がある。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 14,221 0 0 1,000 0 0 0 0 13,221
要求額 15,800 0 0 1,000 0 0 0 0 14,800