当システムにおいては、書誌データ(所蔵図書の一般的な情報)登録時の基礎データとして、MARC(※)を利用している。MARCには、図書のタイトル、著者、出版者、出版年、ページ数、大きさなどの詳細な情報が収められており、その情報を利用することにより、学校が日々受け入れる図書の正確な書誌データを効率的に登録することが可能となっている。
現在、当システムは、県立図書館から提供されたMARCを利用して書誌データの登録を行っているが、県立図書館において、平成28年4月から現行MARCとは異なるMARCに移行する見込となった。
当システムの仕様は、移行後のMARCには完全に対応していないことから、このまま運用を続けると、学校における図書管理業務に影響を及ぼすことが懸念される。そのため、平成28年度の早い時期に、移行後のMARCに完全対応させるためのシステム改修を行う必要がある。
(※)MARC[MAchine-Readable Cataloging:機械可読目録]=書誌情報や関連情報をコンピュータが読めるようにするための規格あるいはデータ。国内においては数者により作成及び販売されている。
移行後のMARCに係る全件データの取込及び当システム用データへの変換に対応させるため、システム改修を行う。
[スケジュール(予定)]
・平成28年4月 契約、システム改修
・平成28年5月 運用開始