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平成28年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農地費 目:農地総務費
事業名:

環境保全型農業直接支払対策事業

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農林水産部 農地・水保全課 企画・保全支援担当  

電話番号:0857-26-7336  E-mail:nouchi-mizu@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
28年度当初予算要求額 30,971千円 9,358千円 40,329千円 1.2人 0.0人 0.0人
27年度6月補正後予算額 28,335千円 9,318千円 37,653千円 1.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:30,971千円  (前年度予算額 28,335千円)  財源:国1/2(一部10/10)、県1/4 

事業内容

1 事業概要

環境保全型農業に取り組む農業者の組織する団体等に対し環境保全効果の高い営農活動を行うことに伴う追加的コストを支援する。

2 事業内容

    1 支援内容
    農業者の組織する団体等の以下の取組に対し、直接支払交付金を交付するための経費を助成する。(国1/2、県1/4、市町村1/4)
    区分
     事業主体
    事業内容
    環境保全型農業直接支払交付金
    農業者の組織する団体
    農業者※等
     化学肥料・化学合成農薬の5割以上低減した上で、地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動を行う農業者等の取組面積に対し、直接支援する。

    交付額=支援単価×取組面積
    ※一定の条件を満たす農業者を想定

    2 採択要件
    ア) 化学肥料・化学合成農薬の5割以上低減又は有機農業を行う作物について、販売を目的に生産。
    イ) エコファーマー※(持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律に基づき県が認定)であること。
    ※ エコファーマ-要件の特例措置の対象として、(1)共同販売経理を行う集落営農、(2)導入指針が定められていない主作物、(3)有機農業の取組に加え、(4)県特別栽培農産物認証等の認証を取得している者を追加。 
    ウ) 農業環境規範に基づく点検の実施
    エ) 自然環境の保全に資する農業の生産方式を導入した農業生産活動の実施を推進するための活動(技術向上や理解促進に係る活動等)の実施を追加

    3 支援単価
    対象取組
      支援単価
      (円/10a)
    全国共通取組
    カバークロップ
    8,000円
    炭素貯留効果の高い堆肥の
    水質保全に資する施用
    4,400円
    有機農業 
    (うちそば等雑穀・飼料作物)
    8,000円
    (3,000円)
    地域特認取組
    リビングマルチ
    8,000円
    草生栽培
    8,000円
    冬期湛水管理
    8,000円

3 要求額

区分
事業費
負担額
負担割合
備考
市町村
環境保全型農業直接支払交付金
(36,812)
40,127
(18,406)
20,063
(9,203)
10,032
(9,203)
10,032
国1/2
県1/4
市町村1/4
県事務費
(30)
30
(30)
30
国10/10
市町村事務費
(696)
846
(696)
846
国10/10
要求額
(28,335)
30,971

4 事業の実施期間

平成27年度〜31年度 (5年間)

3 事業の背景・課題/対応方向

平成23年度に、国際的な動きとして地球温暖化防止や生物多様性保全への対応が急務となる中、化学肥料及び化学合成農薬の施用を5割以上低減する取組とセットで、地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動に対する支援を行う環境保全型農業直接支援対策を創設。
平成26年度に、農業、農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るため、多面的機能支払、中山間地域等直接支払、環境保全型農業直接支払を日本型直接支払制度として位置付け。平成27年度から、「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」に基づく制度として実施。
○意欲ある農業者がより環境保全に効果の高い営農活動に取り組む場合に、幅広く支援を行っていくことが必要。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成25年度実績→平成26年度実績→平成27年度見込み
   ○取組市町村数:14→15→15市町
   ○実施面積:232→270→418ha
   ○交付金額:17,026→18,775→27,657千円

これまでの取組に対する評価

・有機農業の実践等に係る追加費用を補助することにより、環境保全効果の高い営農活動に取組やすくなった。
・将来的には、農業者の自発的取組を促すため、集団的な取組や、農作物の付加価値化や販路拡大に向けた取組に誘導していく仕組みについても、本対策やその他施策を含め総合的に検討していく必要がある。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 28,335 19,132 0 0 0 0 0 0 9,203
要求額 30,971 20,939 0 0 0 0 0 0 10,032