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平成28年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:生活習慣病予防対策費
事業名:

平成28年度県民歯科疾患実態調査

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福祉保健部 健康政策課 健康づくり文化創造担当  

電話番号:0857-26-7861  E-mail:kenkouseisaku@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
28年度当初予算要求額 7,835千円 3,899千円 11,734千円 0.5人 0.0人 0.0人
27年度6月補正後予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:7,835千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県、国庫 

事業内容

1 事業内容

県民の歯科保健の状態を把握するため、県民を対象に歯科健診・アンケートを実施し、今後の歯科保健対策の推進に必要な基礎資料を得る。

    また、平成25年度に策定した健康づくり文化創造プラン第二次の最終評価を得る。
    ■委託先 一般社団法人鳥取県歯科医師会
    ■委託料 7,835千円(国:定額)
    ■委託内容
    調査研究事業
    ・調査対象者数:県内20歳以上の者2,500人を対象
    ・調査期日:H28年4月〜H29年3月
    ・調査方法1:歯科医師による歯科健診
    ・調査方法2:自己記入による歯科保健アンケート調査
    ・調査票のデータ集計・分析後、報告書の作成・配布
    ・作業部会の開催:2回程度(調査票、必要物品等の調査実施に係る準備等)
    ・集計、評価検討会:3回程度(調査結果の分析、評価、報告書の作成等)委員メンバー:歯科医師会、歯科衛生士会、学識経験者等

2 事業期間

平成28年度(単年)

3 法的根拠

歯科口腔保健の推進に関する法律
  • 鳥取県歯と口腔の健康づくり推進条例第13条
  • 4 背景・目的

    ◆母子保健法・学校保健法により幼児から高等学校までは、毎年、歯科健診が義務づけられているため、歯科疾患罹患状況を把握できるが、成人期・高齢期の歯の健康状況を把握する機会は無い。
    ◆そこで、本県では、成人を対象に平成7年度より5年毎に「県民歯科疾患実態調査」を実施している。
    ◆本来なら、H27年度が調査対象年度であるが、健康づくり文化創造プラン(第二次)指標の評価をH29年度に予定しているため、評価年度に近いH28年度に実施するもの。
    〈過去の実績〉
    年度
    調査人数
    実施方法
    H7
    2,560人
    委託(県歯科医師会)
    H12
    2,641人
    委託(県歯科医師会)
    H17
    2,751人
    直営
    H22
    2,724人
    委託(県歯科医師会)

    ◆当県では、県民の「健康寿命の延伸」と「生活の質の向上」を目的とする「健康とっとり計画」を平成13年度に策定し、健康づくりが「文化」として根付くことを目指して、健康づくり文化創造プランに改訂して施策を推進しているところ。第二次プランの最終評価を得るために当該調査は必要。調査結果をもとに課題を抽出し、今後の歯科保健対策に反映させていく。
    【参考】健康づくり文化創造プラン第二次より一部抜粋
    指 標
    H13年
    現状値
    H19年
    現状値
    H24年
    現状値
    H29年
    目標値
    80歳で20本以上の歯を持つ人
    16.9%
    19.4%
    30,8%
    40%
    進行した歯周病にかかっている人(50歳代)
    46.5%
    35.4%
    40,0%
    30%
    定期的に歯科健診を受けている人
    65%

    これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    (鳥取県の目標〉
     80歳になっても20歯以上の歯を保ち(8020運動)、生涯自分の歯でおいしく食べよう。
      
    〈県民の歯科保健状況〉
     ・40,50歳代における進行した歯周炎に罹患している者の割合が悪化している。
     ・30,40,50歳代における歯間清掃用器具を使用している者の割合は低い。

    ■H17以降歯科保健施策の主な取組■ 
      H7 〜   8020運動推進協議会(H9〜専門委員会)
      H9 〜   地域歯科保健推進協議会(各圏域) 
      H16〜18  県民歯科保健公開講座 
      H17〜21  歯周疾患検診健康増進事業
      H19     児童虐待等歯科対策推進事業
      H19〜21  強い歯つくるフッ化物洗口事業
      H19〜21  8020推進員養成事業
      H20〜22  歯っぴーマザー教室モデル事業
      H22   県民歯科疾患実態調査事業
      H22〜26 健口食育プロジェクト事業 
    H23〜  むし歯予防フッ化物洗口事業
    H25〜27 歯周病と糖尿病を予防する!医科歯科連携推進事業
    H26  歯と口腔の健康づくり推進事業
         「鳥取県歯と口腔の健康づくり推進条例」
          制定記念フォーラムの開催
      H27〜   デンタルプロフェッショナル派遣事業
      H27〜   地域・職域における歯周疾患検診促進パイロット事業

    これまでの取組に対する評価

    ・ライフステージに応じた施策を実施した成果として、20歯以上を有する者は、60歳以上において顕著に増加を示している。また、80歳以上では、30,8%で前回調査に比べて11,4%増加している。歯周炎に罹っている者の割合は、40歳代から急増している。(直近調査H22年度調査結果より)
    ・近年では、歯周病と糖尿病の慢性疾患予防及び重症化予防のため医科歯科連携モデル事業を実施したことで、医科歯科連携体制の構築ができた。
    ・実態調査を実施することで、県民の歯科疾患の実態が把握でき、課題に対する施策展開が可能となる。また、5年ごとに同等規模調査を実施することで、過去調査との比較により精度の高い評価が可能となる。
     




    工程表との関連

    関連する政策内容

    日々の健康づくりが当たり前に取り組まれる「健康づくり文化」の創造

    関連する政策目標

    特定健康診査、特定保健指導、歯科検診の充実等により、メタボリックシンドロームの改善及び糖尿病等の生活習慣病の発生予防を推進します。





    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    要求額 7,835 600 0 0 0 0 0 0 7,235