(1)事業の目的
・第二アリアンサ鳥取村入植90周年を祝い、ブラジルの鳥取県系人との交流をとおして、海外移住の歴史的意義の再認識をし、今後の交流が更に深きものとなることを主眼に県団を派遣するもの。
(2)事業の背景
・おそらく世界(日本以外)の地域の中で「鳥取」の名を付けて親しく呼ばれている唯一の地である「第二アリアンサ鳥取村」。
・故郷の鳥取からブラジルに移住した県人一世と二・三・四世の県系人で組織されるブラジル鳥取県人会には、この村の出身者や関係者が多く、ブラジル鳥取県人会としても支部を設けている重要な拠点である。
・また、海外移住の歴史的意義が深いこの鳥取村に、平成6年から第二アリアンサ鳥取村日本語学校へ教員派遣を行っており、現在11代目(平成26〜27年度)の教諭を派遣中である。
・この20年以上に渡って行われている教員派遣事業での交流実績からも、入植周年記念事業に県団が参加することは、村民にとっての大きな関心事となっている。