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平成28年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

多地域連携スポーツ交流事業

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観光交流局 交流推進課 ロシア交流担当  

電話番号:0857-26-7240  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
28年度当初予算要求額 7,017千円 2,339千円 9,356千円 0.3人 0.0人 0.0人
27年度6月補正後予算額 3,224千円 2,330千円 5,554千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:7,017千円  (前年度予算額 3,224千円)  財源:単県 

事業内容

1.事業概要・事業目的

 昨年度及び本年度に開催した「北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット」の合意事項に基づき、青少年の交流や相互協力の拡大を図るため、環日本海定期貨客船や米子−ソウル便等の交通インフラを活用して、友好交流地域が開催するスポーツイベントへの参加等の多地域間のスポーツ交流を進める。


    (1)友好交流地域が開催する国際スポーツ大会への相互派遣
       鳥取県の友好交流地域であり、地方政府サミット参加地域であるロシア沿海地方、韓国江原道、中国吉林省、モンゴル中央県の各地域において開催されるスポーツイベントへ参加し、交流試合や合同合宿の実施等積極的にスポーツ交流に取り組むことにより、友好交流の更なる深化に資する。

       なお、鳥取県で開催する国際スポーツ大会においては、今後のオリンピックキャンプ地誘致も鑑み、サミット参加地域以外の友好交流5地域(ロシアハバロフスク地方、中国河北省、台湾台中市、米国バーモント州、ジャマイカ・ウエストモアランド県)を含む計9地域からも参加を受け入れ、友好交流の更なる深化に資する。



    (2)3地域青少年スポーツ交流事業
       鳥取県と環日本海定期貨客船で結ばれている沿海地方と江原道(友好交流3地域)の次世代を担う青少年の間で、スポーツを中心とした交流行事を実施する。

2.事業背景

(1)友好交流地域が開催する国際スポーツ大会への相互派遣
・第19回及び第20回目の北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットにおいて、今後、北東アジア地域において冬季、夏季のオリンピックが開催予定であることから、友好交流地域においてスポーツイベントが開催される場合、各地域は積極的にスポーツ交流に取り組むことが各地域の知事により合意され、共同宣言文に記載された。

・今後、北東アジア地域で毎年のように国際スポーツイベントが開催予定であるため、特に、地方政府サミットの開催地域である各友好交流地域において開催されるスポーツイベントへは参加をするとともに、本県で開催予定のスポーツイベントに友好交流地域から招聘する予定である。
(2)3地域青少年スポーツ交流事業


    ・平成22年7月、境港〜東海〜ウラジオストクの定期貨客船航路開設1周年を記念して、第1回鳥取県・江原道・沿海地方青少年バドミトン交流大会を鳥取県で実施し、以後、3地域持ち回りで、開催している。

    ・これまでの沿海地方・江原道との協議により、本事業は各地域持ち回りで開催することで一致しており、平成28年(2016年)は、2種目のスポーツ交流を鳥取県において7月中旬頃に開催する予定である。

3.事業内容

(1)友好交流地域が開催する国際スポーツ大会への相互派遣 3,943千円(1,464千円)
 時期 2016年 秋頃、春頃
 内容 友好交流地域で開催されるスポーツ大会参加
以下の大会を想定
【派遣】:ウラジオストクマラソンを想定
     (ロシア沿海地方)
【受入】:ワールド・トレイルズ・カンファレンスを想定
 対象 友好交流地域の青年
 人数 各地域3名程度(本県の随行は2名)
 費用負担【派遣側】友好交流地域までの往復渡航費
【受入側】同地域内での滞在に必要な経費(文化体験経費も含む)
 所要経費・派遣経費:1,158千円(特別旅費、事務費)
・受入経費:2,785千円(事務費)

(2)3地域青少年スポーツ交流事業 3,074千円(1,760千円)
 時期 2016年7月中旬
 内容 バドミントン、テニスのスポーツ交流、文化・伝統芸能体験交流など
 対象 鳥取県、沿海地方、江原道の青少年
 受入人数 各地域16名程度
 費用負担【沿海地方・江原道】鳥取県までの往復渡航経費
【鳥取県】鳥取県内での滞在諸経費、交流経費
 所要経費・3,074千円(事務費)
※H28は3年に1度の受入地域

参考:各友好交流地域との2地域間スポーツ交流事業
 ■ロシア極東地域交流推進事業
  ・柔道交流
 ■中国交流推進事業
  ・グラウンドゴルフ交流

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

【友好交流地域が開催する国際スポーツ大会への相互派遣】

●平成26年7月にモンゴルで地方政府サミットが開催された際に、中央県において開催された国際草原マラソンに招待されたところ、環境大学の学生及び職員を派遣した。

●平成27年3月に鳥取マラソン2015が開催された際に、ロシア沿海地方から4名、韓国江原道から5名、中国吉林省から5名を受け入れ。

【3地域青少年スポーツ交流事業】

●2010年7月に環日本海定期貨客船就航1周年を記念し、鳥取県と友好交流のある韓国江原道、ロシア沿海地方による青少年バドミントン交流を鳥取県で実施し、その後3地域の持ち回りで、2011年9月には第2回を江原道で実施し、2012年6月に第3回を沿海地方で実施し、2013年7月に第4回大会を鳥取県で実施し、2014年7月に第5回大会を江原道で実施し、2015年7月に第6回大会を沿海地方で実施した。

これまでの取組に対する評価

【友好交流地域が開催する国際スポーツ大会への相互派遣】

●従来、鳥取マラソンに本県友好交流地域からの参加は無かったが、平成27年に友好交流地域から出場したランナーは、同大会で上位に入賞しており、同大会の知名度及びレベルの向上とともに、本県民との交流の一層の深化に繋がった。


【3地域青少年スポーツ交流事業】

●従来、二者間(鳥取県と江原道、鳥取県と沿海地方)で行われていたバドミントン交流を三地域合同で実施することにより、コスト削減に繋げられた。また、当初の種目はバドミントンだけであったが、テニスも加わり、地域の青少年同士(中高生)の交流を促進することができた。

●将来、鳥取県と江原道、沿海地方の交流の懸橋として貢献することができる次世代の人脈形成に繋がり、環日本海定期貨客船が「友好を育み、地域をつなぐ」共通の交通・交流基盤であることを広くPRすることができた。

●ミクルシェフスキー沿海地方知事は、国際交流、特にスポーツや青少年交流に力を入れていることから、鳥取県が本事業を継続的に開催していることにより、経済分野を含む幅広い分野の協力関係によい影響を与えている。

●鳥取県選手がレベルの高い他国の選手と試合を行う機会となり、鳥取県選手のレベルの向上に寄与している。

工程表との関連

関連する政策内容

北東アジアの友好交流地域との国際交流の積極的な推進

関連する政策目標

境港、米子空港等を東アジア地域との交流の拠点とし、環日本海地域を中心として、経済・ビジネス活動、文化、青少年、地域活動、スポーツ、研究、大学等の多様な分野でグローバルな幅広い交流を推進します。交流する地域の状況に応じ、双方にメリットのある交流を進めます。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 3,224 0 0 0 0 0 0 0 3,224
要求額 7,017 0 0 0 0 0 0 0 7,017