これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成27年度における取組状況は次のとおり。
1 観光振興
(1)インバウンドの促進・・・鳥取砂丘コナン空港、米子鬼太郎空港の「空の駅」化、海外の博覧会等への出展、多言語版リーフレット・ホームページの作成
(2)観光誘客・・・名探偵コナン鳥取ミステリーツアーの開催、名探偵コナンまつりの開催、JTB鬼太郎タイアップ旅行商品造成
(3)市町村支援等による拠点整備・・・補助事業(従来の境港市、北栄町に加え、倉吉市にもまちづくり支援)
(4)民間イベントの育成・支援・・・補助事業(米子映画事変、ゆるキャラカップ等の支援)
(5)他地域等との連携・・・怪フォーラム(岩手県・徳島県)、まんが王国会議の開催(高知県)、ニコニコ超会議出展(高知県・岩手県)
2 文化振興・人材育成
(1)作品の発表・鑑賞機会の拡大・・・国際マンガコンテストの実施
(2)様々なものへのまんがの活用・・・「まんが王国とっとり通信」の発行
(3)人材育成・支援・・・県内漫画家活動支援事業、絵師人材バンク
これまでの取組に対する評価
〇これまで、「まんが王国とっとり」の国づくりは、県主催の大型イベントと、民間団体・市町村による補助金を活用したまんが関連事業がほとんどであったが、民間団体が自主的に実施する事業が増えてきている。また、まんが等を活用した市町村独自の取組みも広がりを見せている(境港市:ゲゲゲの鬼太郎、北栄町:名探偵コナン、岩美町:Free!、琴浦町:琴浦さん、倉吉市:グッドスマイルカンパニー)。
○「まんが王国とっとり」の認知は進んできており、広報等におけるまんが表現の活用が増えてきている(27年度:県土整備部「救え!因幡の白兎プロジェクトちらし、商工労働部「就職支援制度紹介リーフレット)。
○県内2空港ともまんがの主人公の名前が愛称となっているのは世界的にも珍しく、27年度は2空港を「空の駅」化して、空港利用者以外にも利用してもらえる施設となった。今後も空の駅のにぎわいの仕掛けづくりにまんがを役立てていく。
○今年度、外部有識者の提案・意見を聞く機会を設けており、いただいた意見を踏まえながら、王国の今後の方向性や、民間団体・市町村の支援のあり方を検討していく。