現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成28年度予算 の 観光交流局の台湾交流推進事業
平成28年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

台湾交流推進事業

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観光交流局 交流推進課 東アジア交流担当  

電話番号:0857-26-7758  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
28年度当初予算要求額 5,686千円 7,018千円 12,704千円 0.9人 0.0人 0.0人
27年度6月補正後予算額 3,846千円 14,754千円 18,600千円 1.9人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,686千円  (前年度予算額 3,846千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業概要

台湾台中市との一層の交流を促進するため、サマースクール団の派遣、芸能団の派遣、温泉交流団の受入、交流協議団の派遣を行う。また、台湾の大学生を対象とした海外大学生インターンシップ受入を行い、訪日外国人観光客上位の台湾への県内のインバウンド能力向上及び情報発信を一層促進する。

2 事業の目的・効果・背景

(1)海外大学生インターンシップ受入
      ・台湾の大学生を対象に県内宿泊施設で職場体験(研修)事業を実施し、県内受入側(宿泊施設等)のインバウンド対応能力のレベル向上に繋げるとともに、参加大学生がブログ等に鳥取の観光・祭・食の情報を掲載することにより、鳥取県の魅力の情報発信を図るもの。

    (2)台中市への中学生サマースクール団派遣

      ・台中市との青少年交流を通した相互理解、国際理解を目的に、台中市へ中学生サマースクール団を派遣するもの。毎年交互に派遣・受入れを行っている。
      (平成27年度:台中市からの受入、平成28年度:台中市への派遣)

    (3)台中市への芸能団派遣

      ・台中市での本県の知名度向上と交流機運の醸成を目的に、台中市で開催されるランタンフェスティバル及びシンティンバン祭へ芸能団を派遣するもの。

       21年度 三徳山行者太鼓保存会えん太
       22年度 米子がいな万灯振興会
       23年度 三徳山行者太鼓保存会えん太
       24年度 倉吉打吹太鼓
       25年度 しゃんしゃん傘踊り鳥取市観光協会連
       26年度 米子がいな万灯振興会
       27年度 調整中


    (4)台中市温泉交流訪問団の受入

      ・台中市政府観光旅遊局及び台中市温泉業者などから成る温泉交流訪問団を受入れ、県内各地での温泉視察などを通じ観光分野での交流促進を図るもの。

    (5)台中市への交流協議団派遣
      ・本県と台中市との交流は、青少年・スポーツ・文化交流、姉妹都市提携(北栄町、三朝町)など、そのすそ野が拡大してきているところであるが、今後の交流方針及び交流事業について協議するため、台中市政府へ交流協議団を派遣するもの。

3 事業内容

(1)海外大学生インターンシップ受入
・日程:7月下旬〜8月下旬頃 30日程度予定
・人数:30名程度(平成27年度と同規模)
・内容:職場体験、県内観光施設視察、研修会(事前研修、中間研修、成果報告)。
・費用負担:
 【参加学生】台湾からの往復渡航費、滞在諸経費の一部
 【受入施設】県内の滞在諸経費の一部
 【鳥取県】事前研修・成果報告会に係る経費、県内観光施設視察経費、職場体験前後の県内宿泊費
(2)台中市への中学生サマースクール団派遣
    ・日程:7〜8月頃 4泊5日予定
    ・人数:県内中学生10名程度
    ・内容:学校交流、体験活動、ホームステイなど
    ・経費負担: 
     【鳥取県】渡航費
     【台中市】交流活動諸経費
     【参加者】その他費用
 
(3)台中市への芸能団派遣
    ・日程:2月頃 3泊4日予定
    ・人数:12名程度
    ・内容:伝統芸能公演、交流活動
    ・経費負担:
     【台中市】台中市内での移動費、食費
     【鳥取県】その他費用

(4)台中市温泉交流訪問団の受入【新規】
    ・日程:7月頃 3泊4日予定
    ・人数:台中市政府観光旅遊局職員、台中市温泉業者ら10名程度予定
    ・内容:県内温泉地及び観光施設視察、県内温泉業者らとの意見交換

(5)台中市への交流協議団派遣
    ・日程:秋頃 3泊4日予定

所要経費

海外大学生インターンシップ受入   
 996千円(平成27年度予算996千円)
  • 台中市への中学生サマースクール団派遣
     900千円(平成27年度(受入)予算60千円、平成26年度(派遣)予算900千円)
  • 台中市への芸能交流団派遣
     1,490千円(平成27年度予算1,490千円)
  • その他標準事務費対応
     2,300千円(平成27年度予算1,300千円)

  • これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    【海外大学生インターンシップ受入】
    ◆平成23年度より台湾大学生を対象に実施。平成24年度からは韓国大学生を加え、平成25年度までは受入れ人数及び施設を拡充し実施してきた。平成26年度より、これまで学生への報酬が無かったものを、インターンシップ受入施設からの報酬を受け取る形に制度変更したことから必要事務が増加したため、当初より受け入れてきた台湾大学生のみを対象として試験的に実施している。
    ◆平成27年度は、職場体験前に専門講師に接遇マナー研修を行っていただくなど研修内容を充実させ、学生からは職場体験前に日本の礼儀作法や敬語を学ぶことができて良かったと高評価であった。
    ◆参加学生には、インターンシップ期間中に県内観光地の情報をブログやFacebookなどのSNS媒体を通じ発信してもらうよう働きかけている。また、帰国後も引き続きの情報発信や本県が台湾で行う観光関連イベントへ協力する人材となるべく、交流会や広報を通じ過去の参加学生との交流ネットワークの構築を図っている。

    【台中市への中学生サマースクール団派遣】
    ◆サマースクール団の取組みは、平成17年の受入れからはじまり、毎年、小・中学生を中心に相互派遣を行っている。
    ◆前回派遣時(平成26年度)は8月上旬に鳥取県内でジュニアリーダーとして活動する中学生を派遣。台中市内での学校交流、ホームステイ等体験活動を中心に実施した。

    【台中市への芸能団派遣】
    ◆今年度も、台中ランタンフェスティバルとシンティンバン祭への派遣を調整中。

    【台中市への交流協議団派遣】
    ◆次年度の交流事業の円滑な実施を確保するため、原則毎年交互に交流協議団を派遣している。

    これまでの取組に対する評価

    【海外大学生インターンシップ受入】
    ◆県内受入施設にとっては、学生とのコミュニケーションを通じて、スタッフも刺激を受け職場も活気づき、また、外国人の文化や考え方なども知るきっかけになり、インバウンド能力向上に繋がっている。
    ◆日本独自のおもてなしを学習したり、滞在中に本県の観光・祭・食に触れてもらうことで本県の魅力を味わってもらい、鳥取ファンを増やすことができた。また、その体験をブログやFacebookなどに掲載してもらうことで、本県の魅力を発信することができた。
    ◆毎年、受入施設、大学(学生)側両者から「有意義な事業であり、今後も継続して実施して欲しい」との高評価を受けているが、平成26年度からは報酬有りのインターンシップとなったことで学生の就労意欲が高まり、従来以上に即戦力として活躍してもらえたと施設側からも評価を受けている。
    ◆より効果的な事業とするために、受入施設の更なる掘り起こしが必要である。

    【台中市サマースクール団受入】
    ◆サマースクール団は毎年交互に派遣を行い、双方の子ども達にとって貴重な体験機会を与えるとともに、次世代の国際交流を担う人材育成の一助にもなっている。

    【台中市への芸能団派遣】
    ◆伝統舞踊を通じ、台中市民への本県の知名度向上に一躍買っている。

    【台中市への交流協議団派遣】
    ◆交流協議団を派遣し関係者と話し合いをすることで、台中市側の事情により中止・停滞していた民間交流が復活するなど、成果を現している。

    工程表との関連

    関連する政策内容

    国内外の多様なチャンネル・分野での交流を通じた地域活性化の推進

    関連する政策目標

    台湾台中市と、官民様々なネットワークを活用し、幅広い分野での交流を支援・推進します。





    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    前年度予算 3,846 0 0 0 0 0 0 0 3,846
    要求額 5,686 0 0 0 0 0 0 0 5,686