1.事業の目的
布勢総合運動公園でのスポーツ利用者及び観客に対するバリアフリー等の継続的な機能向上を一層推進し、公園のブランド化を図ることを目的とする。
2.事業の概要
日本陸連第1種公認陸上競技場のうち、高校生以下も含めた一般個人利用者に幅広く開放しているのは布勢総合運動公園だけである。県民に開かれた性格を保持しながら、バリアフリー対応の深化、国内外有力選手のキャンプ地としての特性を磨き上げ、陸上競技場の機能向上や環境整備を今後も継続して実施していく。
並行して野球場や県民体育館への車いす観戦席増設など、観客層に対するバリアフリーの充実も図ることで障がい者スポーツへの関心を高め、競技者の裾野を拡大するとともに、ホストタウン構想対応と周辺施設を含めた公園全体のブランド化に向けた取組を推進する。
3.改修方針
(ア)既存施設の構造的問題、老朽化、故障破損等により、利用者の利便性を損なう可能性がある不具合の解消。
(イ)競技施設及び観覧施設の機能向上及び改修。
(ウ)大会運営上重要と考えられる機能の保持支援。
(エ)計画的かつ継続的改修による施設の魅力向上。
4.事業計画
事業費(委託費+工事費) : 29,500千円
・車椅子観客席増設
県民体育館メインアリーナ修繕工事: 6,500千円
野球場内外野席改修工事 : 7,000千円
・ハートフル駐車場等改修工事 : 16,000千円
5.要求額
委託費: 2,400千円
工事費: 27,100千円