(1)香港市場での取組(20,000千円)
区分 | 内容 |
PR委託
(10,000千円) | CM等を使った観光地PRを実施 |
旅行社視察、商談会実施
(3,000千円) | 香港の大手旅行社を招請し、山陰の観光スポット、食、温泉を体験視察及び宿泊施設等との商談会を実施。旅行商品造成を働きかける。 |
トッププロモーション(2,000千円) | 香港大手旅行社、メディア対象に中国5県知事会による共同プロモーションを実施 |
現地駐在員の配置(5,000千円) | 香港での関係機関(航空会社、旅行社)との交渉・調整を行う現地駐在員を配置(韓国市場と同様) |
(現地駐在員の必要性)
香港定期便が就航することにより、路線の安定かつ継続運航に向けた取組がより一層重要となる。
現在、仁川との定期路線については、現地に配置している駐在員による関係航空会社及び旅行会社との調整、県内の各種情報の発信など鳥取県専属での活動の効果もあり、平成13年就航以来過去最高となる搭乗者数を記録している。他県の状況等から見ても、香港路線の維持のためには、PRだけでなく、常に乗客を獲得する営業が必要であり、そのためには長期にわたり「本県の顔」として迅速な対応が可能な現地人材の配置不可欠である。
○駐在員配置のポイント:長期間、鳥取県専属で活動可能な香港在住者(日本語堪能者)
○駐在員(個人)を配置する理由
香港・韓国の場合 | その他のエリアの場合 |
定期便の利用促進に向け、ある程度特定した関係機関との、長く継続的な信頼関係構築が重要(異動・退社等のない個人が適当)
・業務すべてにおいて鳥取県のためだけに活動できる。
・県の急な用務にも迅速に対応可能である。 | 不特定多数の社に対しアプローチをしていくため、広く人脈等のある調整機関に委託する。 |
(他県の駐在員配置・事務所設置状況)
・鹿児島県2名配置(県職員1名+現地採用1名))ジェトロ香港に配置)
・宮崎県4名配置(県職員2名+現地採用2名)(現地事務所)
・ほか熊本県も駐在員を配置
⇒いずれも搭乗率は70%程度を維持。特に鹿児島は就航2年目であるが利用が好調なことから増便された。(2便⇒3便へ)