1.概要
河北省友好提携30周年記念事業について、事業費全体を見直しつつ、鳥取県開催事業に係る経費について調整要求するもの。
2.一般要求査定結果
枠外標準事務費→枠内標準事務費へ
(理由)25周年事業は枠内標準事務費で対応しているため
(減額額)▲3,338千円
3.調整要求内容
ア 河北省友好提携30周年記念式典(1,006千円)
本県で開催する記念式典に招聘する河北省団受入れに係る経費
イ 河北省観光団を対象としたツアーの実施(473千円)
河北省からの観光誘客を目的として、同省から旅行社、マスメディア関係者等の受入れに係る経費
4.調整要求理由
【事業の必要性】
- ここ数年、日中政府間関係の冷却化の影響を受け日中地方政府間交流にも少なからず影響がでる中、本県は河北省との長年の交流実績を活かし、同省と継続的な交流事業を実施してきたところ。
- そのような中で、平成26年10月に北京で開催された日中知事省長フォーラムに平井知事が参加され、河北省の張慶偉省長との面会が実現。平成28年の友好提携30周年に向けて交流を促進していくことで合意
- 平成27年1月には張省長の来県が実現し、両県省の友好交流30周年に向けて両県省で、観光、青少年等の分野で事業を企画し機運を盛り上げていくことで合意。
- これを受け、本年度は、例年にないペースで河北省との交流事業が実現。
- この交流の流れを止めることがないよう、河北省友好提携30周年記念事業では、両地域のトップ級の相互訪問を実現させ、特に本県としてもメリットが大きい同省からの観光客誘致を目的とした観光交流を新たに進めていく。
【事務費状況について】
- 前回25周年時の記念事業が枠内事務費で対応できた背景としては、当初から河北省への代表団派遣を主とした計画になっており、実際、平成23年度は河北省からの受入れ実績はなかったために経費が抑えられたことが一因としてあげられる。
- 今回は上記のとおり、両地域のトップ級の相互派遣を目的とした計画になっており、受入に必要な滞在に関する経費は枠内事務費だけでの対応は困難となることが想定される。