現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成28年度予算 の 観光交流局のオリンピックホストタウン(ジャマイカ交流)推進事業
平成28年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

オリンピックホストタウン(ジャマイカ交流)推進事業

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観光交流局 交流推進課 交流支援担当  

電話番号:0857-26-7030  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
28年度当初予算要求額 25,866千円 7,798千円 33,664千円 1.0人 0.0人 0.0人
27年度6月補正後予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:25,866千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県、その他 

事業内容

1 概要・背景

・ジャマイカ・ウエストモアランド県から鳥取県に姉妹都市提携の申し出があり、平成27年10月に副知事がジャマイカを訪問。

    ・同県モーア議長(首長)と「姉妹都市提携を進めるための協議覚書」を署名。
    ・モーア議長は平成28年3月に来県の意向を示しており、早ければその時に姉妹都市提携を締結し、平成28年度より本格的に交流が開始。

    ※ウエストモアランド県は、ジャマイカの西部に位置する人口14万人の県。

    【要求額内訳・単位:千円】
    内容
    金額
    (1)職員派遣事業
        284
    (2)姉妹都市提携記念事業
    8,405
    (3)青少年派遣事前調査事業
    2,462
    (4)マラソン交流事業
    4,124
    (5)友好交流・国際貢献事業
       10,591
    25,866

2 事業内容

(1)職員派遣事業
 JICAの自治体連携事業を活用し、県職員をウエストモアランド県に派遣する。
(時期)平成28年12月頃
(期間)2年間
(人数)1名
(内容)
 鳥取県とウエストモアランド県との調整業務のほか、ウエストモアランド県の抱える課題の支援を行う。
※派遣に要する費用及び人件費の8割はJICAが負担。

(2)姉妹都市提携記念事業
 姉妹都市提携を記念し、相互の文化交流を実施するとともに、ウエストモアランド県で鳥取県の観光PRを行う。
【派遣】
(時期) 平成28年7月頃
(規模) 10名程度(知事、随行者3名、国際交流員2名、文化交流団4名)
(内容)
・知事団及び文化交流団を派遣し、県の伝統文化を紹介するとともに、鳥取県の観光(リゾート)PRを行う。
※ウエストモアランド県には、世界的な観光地である「ネグリル」があり、世界中の観光客が訪れている。当地にて鳥取県のPRを行い、知名度の向上を図る。
【受入】
(時期) 平成28年7月〜8月
(規模) 5名程度
(内容)
 ホストタウンシティ機運醸成イベントとタイアップし、ウエストモアランド県から文化交流団を招聘し、両県の文化交流を行う。

(3)青少年派遣事前調査事業
 県内の青少年をウエストモアランド県に派遣するため、現地の受入環境(医療衛生環境等)の事前調査を行い、青少年派遣の安全性を確認する。
   (時期) 未定
   (規模) 3名程度(学校教諭1、随行者1、国際交流員1)
   (内容)
 以下の事項の受入環境を調査し、青少年の派遣を実施する。
・一般家庭の衛生環境及び医療体制
・視察先候補(行政施設、教育機関など)

(4)マラソン交流事業
 鳥取マラソンとウエストモアランド県で開催される世界的に有名なレゲエマラソンに選手を相互派遣し、スポーツ交流を行う。
【派遣】
(時期) 平成28年12月
(規模) 4名程度(選手2、随行者1、国際交流員1)
(内容)
 レゲエマラソンに鳥取マラソン上位者(県出身者)を派遣する。
【受入】
(時期) 平成29年3月
(規模) 3名程度(選手2、随行1)
(内容)
レゲエマラソンの上位者(県出身者)を鳥取マラソンに招聘する。

(5)友好交流・国際貢献事業 
 カリコム地域初となる地方間交流のトップランナーとして、一般財団法人自治体国際化協会の助成金を活用し、本県が持つ技術力を提供する。
※(一般財団法人自治体国際化協会所管の「自治体国際協力促進事業(モデル事業)」の助成金を申請。
【派遣】
(時期) 未定
(規模) 6名(技術者4名、随行者1名、国際交流員1名)
(内容)
 本県の技術者をウエストモアランド県に派遣し、本県の技術力が活用できる分野の事前調査を実施する。
【受入】
(時期) 未定
(規模) 3名(技術者2名、随行1名)
(内容)
 ウエストモアランド県の技術専門員を招聘し、本県で技術研修を実施する。
(助成金の概要)
・助成率 100/100
・助成限度額 3,000千円
・対象外経費 人件費、交際費、経常的経費等

関連事業

○オリンピックホストタウンの推進事業(スポーツ課)

   予算額7,389千円


【ジャマイカとのホストタウン交流計画】
年度
ジャマイカ陸上交流等
ウエストモアランド交流
2016
・ジャマイカ陸上競技連盟の指導者を招きセミナーを開催
・リオ五輪パブリックビューイングでジャマイカ陸上チーム応援
・ジャマイカ交流紹介イベント
・オリンピアンを招き講演会を開催
・ウエストモアランド県と幅広い分野で交流
・交流団の相互派遣
・ウエストモアランド県職員の受入れ(2016〜)
・技術職員等の相互派遣
・ジャマイカからの外国語指導助手の採用増加
2017〜2019
・パブリックビューイングでジャマイカ応援(世界陸上2017,2019)
・ジャマイカ陸連との交流事業(2017〜2021)
・ジャマイカ交流紹介イベント(2017〜2021)
・パラリンピアンを招き講演会を開催
・ジャマイカ在京大使館員を招き同国の文化や歴史を学習
・ウエストモアランド県と幅広い分野で交流
・ウエストモアランド県の青少年の受入れ
2020
・東京五輪ジャマイカ陸上チーム事前合宿の受入れ
・ジャマイカ選手との交流

    (1)ジャマイカ陸上競技連盟との交流事業
     ジャマイカ陸上連盟のコーチを招聘して陸上セミナーを開催し、本県の陸上競技の競技力向上を図るとともに、東京オリンピックの事前キャンプ誘致に向けてジャマイカ陸上競技連盟と継続的な交流を行う。
     (2,596千円)
    【招へい者】ジャマイカ陸上競技連盟コーチ等 2名
    【場所】県内3箇所(東・中・西部)
    【内容】
     中高生や指導者を対象としたジャマイカ陸上競技コーチによる陸上教室を開催する。


    (2)ホストタウン機運醸成イベントの開催
     東京オリンピックの事前キャンプ誘致に向けてジャマイカのホストタウンとしての機運醸成を図るため、パブリックビューイングとジャマイカとの交流紹介イベントを開催する。

     ○パブリックビューイング
     リオ五輪に出場するジャマイカ陸上チームを応援するパブリックビューイングを開催する。
     ○ジャマイカ交流紹介イベント
     ジャマイカ文化や本県との交流等について認知を高めるイベントを開催する。
     [内容]
     ジャマイカ企画展示(ジャマイカ文化や鳥取との交流、陸上キャンプ等の紹介)、ジャマイカステージ、ジャマイカ料理等
     (3,968千円)


    (3)日本人オリンピアンとの交流
     ホストタウン交流計画により、オリンピックに出場(予定)の選手による中学校等での講演会や競技体験を行う。
     (325千円)

    (4)ホストタウン構想トライアル交流支援
    市町村が行うホストタウン構想の試行的な交流を支援する。

     ホストタウン構想トライアル交流補助金 
     (500千円)

    区分
    内容
    補助対象事業ホストタウン構想による国際交流を行う意向のある市町村が新たに行う当該構想の試行的な国際交流事業
    事業主体県内市町村
    補助率3分の1
    補助額上限500千円×1団体
    補助対象経費補助事業を実施するために県が必要と認める経費(旅費、謝金、委託料、使用料等)
    【ホストタウン構想】
     2020年オリンピック・パラリンピック東京大会開催に向け、全国の自治体と参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図るとともに、スポーツ立国・グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、政府全体で推進する取組み


    【ホストタウンの登録】
     住民等と次の(1)〜(3)の全ての者との交流等で、スポーツ振興、教育文化の向上及び共生社会の実現を図ろうとする交流計画を申請した地方公共団体から国がホストタウンに登録する。
     登録された地方公共団体が行うホストタウンの取組みへの特別交付税措置(対象経費一般財源1/2)等あり。

    [交流対象者]
     (1)大会等に参加するために来日する選手等
     (2)大会参加国・地域の関係者
     (3)日本人オリンピアン・パラリンピアン

    [申請募集(第1次)]
     ジャマイカのホストタウンとしての同国との交流計画を11月に応募し、採択されれば平成28年1月に登録予定


    ○自治体職員協力交流事業
      (ウエストモアランド県職員の受け入れ)
       予算額:3,627千円


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

ジャマイカ・ウエストモアランド県から、平成27年8月に姉妹都市提携の申し出があり、同年10月に副知事を代表とする交流協議団がジャマイカを訪問。協議の結果、早期に姉妹都市提携の手続きを行うことを合意した。

これまでの取組に対する評価

2度のジャマイカ陸上チームのキャンプ受け入れを通じて、県民に親しんできているジャマイカとの交流を行うことは、2020年東京オリンピック・パラリンピックにおける事前キャンプ誘致の弾みとなる。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 25,866 0 0 0 0 0 0 3,000 22,866