山陰本線、若桜線、智頭線など鉄道を核とした魅力づくり推進事業　

○また、智頭急行の看板列車である「スーパーはくと」の近年の利用状況は、平成20年度下半期から減少傾向にあることに加え、平成24年度に鳥取自動車道が全面開通したことから、「スーパーはくと」の時間的優位性がなくなり、より一層の利用減少が懸念される。このため、スーパーはくとの利用促進を図る必要がある。

○さらに、若桜鉄道については、沿線市町村の人口減少や学生の減少により、年々利用者が減少しており、このままでは運行が困難となってくる。平成２６年９月に新社長に就任した山田社長は様々な観光列車による利用促進を図っており、これらの列車による観光への取組を強力に支援する。

　　○首都圏、関西圏向け情報発信事業　

首都圏、京阪神を中心に鳥取県内のローカル列車（ジオライナー含む）をＰＲするキャンペーンを行う。各１回　（委託料）

（ア）対象事業内容
ア．観光列車化において行われる観光ガイドに対する補助
イ．観光列車化に対するポスター、チラシ、のぼり旗、横 断幕など作成・設置に対する補助
ウ．鉄道利用者に対するノベリティ（うちわ、タオルなど）　の購入・配布に対する補助
エ．その他　（観光列車先進地現地調査、観光列車化のための車両改造など上記以外の取り組みについては別途協議）
（イ）補助率
　　　事業に要する経費の１／２
（ウ)補助上限
観光列車化に関する取組に対する１申請に対して事業費2,000千円（補助額1,000千円）を上限とし、予算の範囲内において補助
（エ）補助対象者
　　 鉄道事業者を対象とする。
（オ）要望額（補助額）　
　　　要求額　５，０００千円
　　　　
　＜想定事例＞　500千円×10=5,000千円
　　　　

○海外などからの誘客対応として、観光列車等において公共無料WｉＦｉ環境を提供。
（ア）設置箇所
　スーパーはくと２１台、若桜鉄道４台、ＪＲ境線６台計３１台のＷｉＦｉ環境を提供
（イ）内容
　　 端末代金、電源工事、通信費
（ウ）要求額
　　２，６７０千円

・観光地の最寄り駅まで鉄道を利用したことの分かるもの（切符など）と観光地の施設を利用したことが分かるもの（入館料など）と補助申請書を提出してもらう。
・提出書類を確認後、バスで移動した場合の運賃額を補助。

・主要駅でのPR（看板、横断幕等）、ＪＲ西日本広報誌によるPR、TV番組によるPR

　1)　智頭急行の利用促進　　　　 　　　5,701(5,701)千円

・ＰＲイベントの開催

・関西圏で購読数の多い全国紙、地方紙に各１回、広告を掲載。訴求対象を絞り込み雑誌２誌に記事を掲載。ＪＲ西日本が発行する広報誌「西navi」へ広告を掲載。

・沿線自治体等で組織する智頭線利用促進協議会を通じて、沿線住民のマイレール意識の定着や智頭線への誘客に資する活動を行う。

○沿線住民への利用促進に向けた活動実施、若桜線沿線へ観光客等の誘客の広報活動実施