現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成28年度予算 の 商工労働部の女性・中高年者就業支援事業
平成28年度
5月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:労働費 項:労政費 目:労政総務費
事業名:

女性・中高年者就業支援事業

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商工労働部 就業支援課 就業支援担当  

電話番号:0857-26-7647  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 2,339千円 2,339千円 0.3人
補正要求額 8,315千円 0千円 8,315千円 0.0人
8,315千円 2,339千円 10,654千円 0.3人

事業費

要求額:8,315千円    財源:単県   追加:8,315千円

事業内容

1 事業概要

「鳥取県女性活躍推進計画」に定める施策の方向性「女性が安心して働き続けられる環境整備」の実効性を高めるため、「ミドル・シニア・レディーズ仕事ぷらざ」に女性の就業継続や正規雇用促進に向けた取組を行う「女性就労支援コーディネーター」を配置するとともに、女性の就業における雇用のミスマッチ解消につなげるための取組(企業見学会)を行い、女性の就業支援体制を強化し、雇用の面での女性の活躍推進を図る

    また、「ミドル・シニア・レディーズ仕事ぷらざ米子」における来所者の相談環境を改善するため、事務所内の通風環境を整備する

2 事業の背景・必要性

(1)鳥取県女性活躍推進計画に定める「女性が安心して働き続けられる環境整備」の実現
○「女性活躍推進法」では、地方公共団体において「女性活躍推進計画」を定めるよう努めることとされている。
○本県では、女性活躍のトップランナー県を目指し、平成28年4月に「鳥取県女性活躍推進計画」を策定したところであり、同計画の実現に向けた取組を推進する必要がある
⇒女性が安心して働き続けられる環境整備を進めるため、雇用の面での女性の活躍を支援する取組(女性の就業継続、正規雇用促進、雇用のミスマッチ解消)の充実が必要。

<鳥取県女性活躍推進計画に定める雇用関係の取組>
○女性の参画が少ない分野の就業促進(雇用のミスマッチ解消)
○非正規から正規雇用への転換による正規雇用の拡大

(2)「ミドル・シニア・レディーズ仕事ぷらざ」における女性の就業支援機能の強化
○女性、中高年者、高齢者の就業と中小企業の人材確保を一体的に支援するため、平成28年度から「レディーズ仕事ぷらざ」と「ミドル・シニア仕事ぷらざ」を一元化
○企業支援と高齢者就労支援のコーディネーターを新たに配置し、人材確保の支援、高齢者向け求人開拓やセミナー開催、産休育休代替職員の登録・紹介、育休取得アドバイザー派遣の取組を実施
⇒女性についてもコーディネーター的役割を担う職員を配置し、正規雇用促進や雇用のミスマッチ解消に向けた企業との調整、セミナー等の開催、産休育休代替職員の登録・紹介や育休取得アドバイザー制度の普及に向けた取組強化が必要。

<就業支援機関関係者からの意見>
○女性の場合、家庭事情に配慮した家族や企業との調整が重要
事務職の希望が多いなど選択肢が狭い。実際の企業の現場を知ってもらい、選択肢を広げる取組が必要

(3)「ミドル・シニア・レディーズ仕事ぷらざ米子」における通風環境の整備
○「ミドル・シニア」と「レディーズ」の一元化に当たり、事務所スペースを確保するため、「よなご若者仕事ぷらざセミナールーム」との入替を実施
○当該スペースは県で間仕切壁を設置したものだが、室内にエアコン吹出口がなく、周りと壁で区切られていることから室内の温度が高く、以前より利用者や職員から改善を求める意見が出ている。
⇒室内の風通しを良くするための修繕等が必要。

3 事業内容

(1)女性就労支援コーディネーターの設置
女性の正規雇用への転換や雇用のミスマッチ解消、女性の働きやすい環境整備、育児休業制度の普及啓発等の取組を充実させるため、女性就労支援コーディネーター2名を配置する。(東部と中西部担当を各1名配置)

<主な業務内容>
1.女性の就業継続、正規雇用への転換、雇用のミスマッチ解消、働きやすい職場環境整備に向けた企業への働きかけ
○短時間正社員制度、正規雇用転換助成金、イクボス制度、輝く女性活躍パワーアップ企業制度、各種助成金制度等の紹介
○女性の雇用や活躍、子育て支援などに積極的に取り組む企業情報の収集
○女性の就業を可能とする労働条件の調整(シニアとのワークシェアリング)
○企業訪問等による就職後の定着支援に向けたフォローアップ
2.育児休業制度の普及に関する企業への働きかけ
○育休取得アドバイザー派遣や産休育休代替職員登録制度のPR
3.女性の就業支援に関するセミナー等の開催
○女性を対象とした企業見学会、再就職を支援するセミナー
4.育休取得アドバイザーの派遣
○申込受付、アドバイザー及び派遣先事業所との調整
5.女性就業支援職場体験講習に関する事務
○受講者及び講習先事業所との調整

(2)女性のための企業見学会の開催
正規雇用促進や雇用のミスマッチ解消に向けて、人材が不足している業種への誘導を図るため、女性求職者が就労の具体的なイメージを深めるための企業見学会を開催する。

<事業の概要>
○実施回数:計9回(3回×3地区)
○内容:女性求職者を介護、建設、飲食、卸小売、サービス業などの人材が不足している業界の事業所に案内し、業務内容の見学や企業側担当者との意見交換を行って、働くイメージを深めることにより、人材不足業種への就職につなげる。

(3)「ミドル・シニア・レディーズ仕事ぷらざ米子」における通風環境の整備
「ミドル・シニア・レディーズ仕事ぷらざ米子」の事務所内の風通しを良くするため、仕切壁パネルの変更等を行う。

4 事業費

(1)「ミドル・シニア・レディーズ仕事ぷらざ」業務運営委託料:7,815千円
○女性就労支援コーディネーターの設置〔6,976千円〕
○正規雇用促進や雇用のミスマッチ解消に向けた企業見学会の開催〔839千円〕

(2)「ミドル・シニア・レディーズ仕事ぷらざ米子」事務室通風環境整備委託料:500千円
○通風環境の整備(仕切壁パネルの変更等)


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
 中高年者等就職困難者の就職率を前年以上とする。

<これまでの取組>
 H23年度:51.1%=就職者計/相談者計= 608人/1,190人
 H24年度:62.2%=就職者計/相談者計= 834人/1,341人
 H25年度:66.9%=就職者計/相談者計= 958人/1,432人
 H26年度:79.4%=就職者計/相談者計=1,172人/1,477人
 H27年度:78.6%=就職者計/相談者計=1,150人/1,463人

○より充実した就業支援を行うため、民間のノウハウやネットワークを活用できるよう、平成23年度から民間職業紹介事業者に業務を委託している。平成28年度から女性の就業支援業務と一元化を行うとともに、企業に対する人材確保や高齢者の就業支援機能の強化を行った。

これまでの取組に対する評価

求職者の希望に応じて、ハローワークの求人情報や職場開拓を行って独自に収集した求人情報をもとに企業とのマッチングを行い、就職に向けたきめ細やかな支援を実施することにより、就職者数・就職決定率ともに高い成果を挙げている。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既整理額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 8,315 0 0 0 0 0 0 0 8,315
保留・復活・追加 要求額 8,315 0 0 0 0 0 0 0 8,315
要求総額 8,315 0 0 0 0 0 0 0 8,315