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平成28年度
5月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:労働費 項:労政費 目:労政総務費
事業名:

とっとり高度技能開発拠点形成事業

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商工労働部 労働政策課 高度技能開発室  

電話番号:0857-26-7672  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 24,334千円 0千円 24,334千円 0.0人
24,334千円 0千円 24,334千円 0.0人

事業費

要求額:24,334千円    財源:国1/2   追加:24,334千円

事業内容

1 当初予算の事業概要

(1)高度人材育成戦略会議
       県内企業の人材育成戦略やニーズ等をもとに、訓練プログラム開発や民間企業施設を活用した技能訓練など高度技能人材育成に関する意見交換を行う。

    (2)企業調査・分析
      ア 県内企業実態調査
         県内企業の高度技能人材育成に関する現状・課題・ニーズ等の調査・分析を実施する。
      イ 訓練現場としての関連企業、関連施設等の調査
         職業能力開発総合大学校(以下「職業大」)が開発する訓練カリキュラムや教材等に係る実証講義・訓練等の場を提供するため、県内企業や関連施設の調査を行う。
      ウ RESASによる分析
         本県の優位性・必要な政策等につき分析する。
    (3)高度技能開発成拠点セミナー
       鳥取県が高度技能開発拠点として発展するための機運醸成に向けて、先端企業における人材育成の取組や職業大の取組等を学ぶセミナーを開催する。

2 補正予算の趣旨・目的

 鳥取県が提案していた(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 職業能力開発総合大学校の調査研究機能の一部移転について、平成28年3月の「政府関係機関移転基本方針」により採択された。  これを契機に、以下の取組みを加速・強化し、高度技能・技術の訓練・開発拠点形成人づくりを基軸にした県産業の成長分野へのチャレンジを支援する。

<加速・強化する取組>
(1)職業大基盤整備センターとの連携による成長3分野

    (医療機器・自動車・航空機)の高度技能・技術人材育成に係る訓練プログラム開発
  ⇒ 訓練プログラム検討ワーキンググループの新設
(2)成長3分野の製造業を中心とした魅力的な雇用の場の創造による移住者の呼び込みや県外へ流出した若者の還流
  ⇒ 県技術人材バンクの機能強化

3 補正予算による事業内容

(1)訓練プログラム検討ワーキンググループ
     成長3分野(医療機器・自動車・航空機)における人材育成に関して、全国的又は国際的な視点から各分野の動向、ニーズや課題等を的確に把握し、必要とされる技能・技術を体系的に整理する。
     この結果を参考にして、職業大が一部機能移転後に県と連携して取組む成長3分野の職業訓練に係る教材開発に繋げる。

 【構成】
  ものづくりの専門家 5名
  職業大基盤整備センター 1名
  (独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 1名
  タイ労働省技能開発局(オブザーバー)
  タイ・マヒドン大学(オブザーバー)

 【活動内容】

    ア WG会議:鳥取県内で2回開催
       第1回:調査の項目・内容・要領等の検討
       第2回:調査結果をもとに訓練プログラムの検討
    イ 専門家による調査
     (ア)国内調査:企業現場等の視察調査(2回)
      〔想定テーマ〕
      • 成長3分野の業態特性を踏まえた県内企業の高度技能・技術の訓練評価
        ⇒ 技術センサス調査100社の解析
      • 同時5軸加工やヒト型ロボットによるIoTスマート工場への対応
        ⇒ 県内モデル工場の設定と訓練現場の確保
     (イ)海外(タイ)調査:MOUに基づく連携調査(1回)
    〔想定テーマ〕
      • タイ労働省技能開発局が進める日系企業(デンソー等)との高度訓練プログラムとの一部共有化の検討
      • マヒドン大学との連携による医療機器製造人の高度技能訓練方策の検討
(2)「鳥取県技術人材バンク」の機能強化事業 ア 求人・求職登録システム導入
     「鳥取県技術人材バンク」に求人・求職登録システムを導入し、登録者増加とマッチングアップにつなげる。
    【システム機能】
    • WEB上での求職登録・求人登録
    • 求人情報等のWEB発信
    • 求職者を登録からマッチングまでの段階別進捗管理をWEB上で行うことのできるシステム導入によるきめ細やかな支援の実施
イ 大学工学部OB・高専OBとのワーキング会
    議の開催(年1回)
     大学・高専と連携し県外に流出した優秀な技術人材を、県内に環流するための仕組み作りを構築するために、ワーキング会議を開催する。
    【構成】
      大学工学部OB会・高専OB会 10名
        ⇒東京・名古屋・関西・鳥取・米子から2名
          ずつを想定
    【内容(案)】
    • ワーキング会議の開催
    • 県内企業の視察・人材ニーズの意見聴取等

4 要求額(所要経費)

(1)訓練プログラム検討ワーキンググループ 要求額合計 11,854千円

 ア WG会議 3,992千円

     謝   金  900千円
     特別旅費 3,092千円

 イ 専門家による調査 7,862千円
     謝   金 5,300千円
     特別旅費 2,562千円
(2)「鳥取県技術人材バンク」の機能強化事業

    要求額合計 12,480千円

     ア 求人・求職登録システム導入 12,000千円
     イ 大学工学部OB・高専OBとの    
        ワーキング会議の開催      480千円 


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

 自動車・航空機・医療機器など今後の成長分野への産業構造の転換を目指し、厚生労働省の支援制度等を活用した高度技能人材の育成に取組んでいる。
 また、職業能力開発総合大学校(以下、職業大)の一部機能移転提案やタイ労働省との人材育成プログラム開発の覚書を締結などの動きも進めている。
 これらを踏まえ、平成28年度当初予算において、〔政府機関移転関連〕とっとり高度技能開発拠点形成事業を措置し、職業大の移転受入体制の整備に取り組むとともに、職業大と連携して成長3分野(医療機器・自動車・航空機)の職業訓練に係る教材開発に取り組み、県内の高度技能・技術人材の育成を進めることを目指している。

これまでの取組に対する評価

 平成28年度当初予算で措置した〔政府機関移転関連〕とっとり高度技能開発拠点形成事業を着実に実行中。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既整理額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 24,334 12,117 0 0 0 0 0 0 12,217
保留・復活・追加 要求額 24,334 12,117 0 0 0 0 0 0 12,217
要求総額 24,334 12,117 0 0 0 0 0 0 12,217