生乳生産の衛生管理向上モデル事業/平成28年度予算/とりネット/ 鳥取県公式ホームページ

	事業費(A)	人件費(B)	トータルコスト(A+B)	従事人役
既査定額	0千円	0千円	0千円	0.0人
補正要求額	1,000千円	780千円	1,780千円	0.1人
計	1,000千円	780千円	1,780千円	0.1人

生乳の安全・安心に対する関心の高まりに応えるため、「農場から食卓まで」それぞれの過程で適切な衛生管理が求められている。

また、農場段階で、衛生的で作業効率の良い農場環境を作ることにより、品質の高い、衛生的な生乳の増産が期待できる。

そこで、県内酪農家の全体的なレベルアップを行うため、大山乳業農業協同組合（以下「大山乳業」）が行う衛生管理に係る独自認証基準の策定とモデル農場での認証基準の実証に要する経費を助成する。

（１）独自認証制度の策定

ア　外部の専門家等で構成する認証委員会が認証基準を策定

イ　認証委員会が農場巡回により認証内容を検証

（２）先進事例の調査

独自認証制度に取り組む先進事例の現地調査

（３）モデル農場での実証

ア　農場での生乳の衛生的品質管理に重要なバルククーラー（※）の度管理を適切に行うためのバルク乳モニタリングシステム導入検証

イ　バルククーラーへの意図的な汚染物質の混入を避けるため、農場でバルククーラー等が設置してある生乳処理室の隔離方法の検証。

※バルククーラー：搾乳した生乳を処理工場に集めるまでの間、農場で保管するための冷却機能を備えたタンク

　（単位：千円）

　本年度事業では独自認証制度の策定からモデル農場での実証までを行うこととしており、各地域の個々の農家の利益に直接結びつくものではないため、県と事業実施主体で財源を負担する。

平成２８年度

大山乳業は平成２８年３月２５日の通常総会で独自認証制度の創設に向けた取り組みの承認を得た。大山乳業では平成２８年度内に独自認証制度を策定し、モデル農場での実証を行うため、早急に着手する必要があることから補正要求するもの。

生乳生産の衛生管理向上モデル事業