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平成28年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:警察費 項:警察活動費 目:交通指導取締費
事業名:

通信指令・総合指揮システム運営費

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警察本部 警察本部会計課 予算係  

電話番号:0857-23-0110(代)  E-mail:keisatukaikei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
28年度当初予算要求額 138,276千円 130,227千円 268,503千円 16.7人 0.0人 0.0人
27年度6月補正後予算額 121,832千円 129,241千円 251,073千円 16.7人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:138,276千円  (前年度予算額 121,832千円)  財源:国1/2、単県 

事業内容

1 事業概要

(1)110番通報に対応する通信指令業務のスピード化のため整備した通信指令システムと、大規模災害・重大突発事案の発生時等に対策拠点となる総合指揮室において迅速な情報収集と的確な対応を図るため整備した総合指揮システムの運営に要する経費

    (2)平成26年3月に更新整備した通信指令・総合指揮システムリース(リース期間H26.3.1〜H33.2.28)及び運用に関する経費
    (3)平成17年度に更新整備された警察用無線機の運用に要する経費
    (4)平成21年度の国の一次補正において整備された新デジタル無線機及び分散局の運用に関する経費(通信料及び回線料)[国庫補助対象]

2 システムの目的・効果

システム
目的
効果
通信指令システム事件・事故現場到着時間の短縮県民の不安の早期解消
犯罪検挙率の向上
総合指揮システム災害等発生時、早期に必要な情報を一元的に収集被害の拡大防止
住民の安全確保

3 主な必要経費

・警察庁指定広域技能指導官による通信指令教養 82千円(82千円)
・通信指令・総合指揮システム機器リース料(単県) 86,101千円(86,101千円)
・システム用地図データ使用料(単県) 6,830千円(6,828千円)
・システム関係回線使用料(単県) 4,644千円(4,644千円)
・110番通報の発信地表示委託料 1,302千円(1,302千円)
( )内は前年度当初予算額

4 初動警察活動補完カメラ(仮称)整備事業(事件発生マッププログラム改修経費)

事業費 2,096千円
(1)事業の目的 
 通信指令システムは、初動警察活動の要であり、被疑者を現行犯的に逮捕するためには必要不可欠なシステムである。
 現在、鳥取県警察では、通信指令システムによりパトカーや警察官の位置情報を組織的に管理し、迅速な現場臨場に寄与しているところであるが、直近の警察官を現場に向かわせても、到着までの時間を完全に埋めることはできない。
 110番通報から、現場に警察官が到着するまでの間、現場直近の様子を通信指令課へ伝送することが可能となれば、事案発生当初からの正確な情報の入手が可能となり、的確な初動対応が実現できる。
 このため、初動警察活動を補完すべく、カメラを設置するもの。
(2)事業内容
 カメラを設置するにあたっては、事前のデータ収集と分析により、効率的かつ効果的な設置場所を選定する必要があるが、現在のシステムでは、プログラム上データ抽出に関する制限があるため、これを改修し、適切なデータを抽出することにより、今後のカメラ設置場所の選定に活用する。

5 各種システムの改修経費

(1)自動車ナンバーのアルファベット化に伴う通信指令システム改修委託 
要求額 9,483千円
 平成29年度4月以降、自動車ナンバーの一部がアルファベット化することにより、通信指令システムにおいて影響を受ける部分の改修を行うもの。
(2)統合照会データベースシステム改修に伴う通信指令システムのプログラム改修委託
要求額 2,921千円
 免許区分に、「準中型自動車」が新設されることに伴い、統合データベースのテーブル変更が必要となるが、これに合わせて同データベースと接続している通信指令システムの改修も必要となることから、これを要求するもの。
(3)町・字ファイルダウンロード経費
要求額 378千円
 通信指令システムでは、毎年システムに用いる地図情報を最
新のものに更新して運用しており、これまでは、地図情報が記録された記録媒体を物品購入していた。
 平成28年度から、供給元の情報提供方法がダウンロード方式に切り替わるため、これをダウンロードするための委託料を要求するもの。
(4)八橋警察署・自動車警ら隊移転にかかる通信指令システム移設業務委託
要求額 8,373千円
 八橋警察署及び自動車警ら隊の庁舎移転に伴い発生する、通信指令システム端末の移設に要する費用。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

【事件・事故への即応】
 警察官が事件現場等に迅速に臨場できるよう、110番通報の受理や警察署等への指令を迅速かつ的確に行うための通信指令システムの高度化を図るとともに、パトカー等の活用による機動力の強化に努めている。
 平成26年3月に通信指令システムの高度化更新を完了し、運用しているところであるが、引き続き、初動警察刷新強化の定着化に向けた取組みを実施していく。

これまでの取組に対する評価

 110番通報に対応する通信指令業務のスピード化等を目的に整備した通信指令システムは、平成26年3月に高度化更新を完了し、発生場所等の位置をより迅速に特定できるようになったほか、画像による手配がより迅速に可能となったが、初動警察の業務は益々その重要性を増しており、時代の要請に応えた初動警察であり続けるため、その要たる通信指令機能等の強化を継続して図る必要がある。 




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 121,832 8,642 0 0 0 0 0 0 113,190
要求額 138,276 8,638 0 0 0 0 0 0 129,638