事業名:
オリンピックホストタウン(ジャマイカ交流)推進事業
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地域振興部 スポーツ課 東京オリンピック・パラリンピック・関西ワールドマスターズゲームズ担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
28年度当初予算要求額 |
7,389千円 |
7,798千円 |
15,187千円 |
1.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
27年度6月補正後予算額 |
6,900千円 |
0千円 |
6,900千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:7,389千円 (前年度予算額 6,900千円) 財源:単県
事業内容
1 概要
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、国が進める「ホストタウン構想」による登録を受け、本県での陸上チームのキャンプ開催を契機としたジャマイカとのホストタウン交流計画による交流事業等を実施するほか、市町村が行うホストタウン構想の試行的な交流事業への支援を行う。
なお、交流計画のうち、ジャマイカウエストモアランド県との交流事業については、交流推進課で実施する。
【ジャマイカとのホストタウン交流計画】
年度 | ジャマイカ陸上交流等 | ウエストモアランド交流 |
2016 | ・ジャマイカ陸上競技連盟の指導者を招きセミナーを開催
・リオ五輪パブリックビューイングでジャマイカ陸上チーム応援
・ジャマイカ交流紹介イベント
・オリンピアンを招き講演会を開催 | ・ウエストモアランド県と幅広い分野で交流
・交流団の相互派遣
・ウエストモアランド県職員の受入れ(2016〜)
・各県職員等の相互派遣
・ジャマイカからの外国語指導助手の採用増加 |
2017〜2019 | ・パブリックビューイングでジャマイカ応援(世界陸上2017,2019)
・ジャマイカ陸連との交流事業(2017〜2021)
・ジャマイカ交流紹介イベント(2017〜2021)
・パラリンピアンを招き講演会を開催
・ジャマイカ在京大使館員を招き同国の文化や歴史を学習 | ・ウエストモアランド県と幅広い分野で交流
・各県職員の相互派遣
・青少年の受入れ
・スポーツイベントでの相互派遣 等 |
2020 | ・東京五輪ジャマイカ陸上チーム事前合宿の受入れ
・ジャマイカ選手との交流 |
2 内容
(1)ジャマイカ陸上競技連盟との交流事業 (2,596千円)
ジャマイカ陸上競技連盟のコーチを招聘して陸上セミナーを開催し、本県の陸上競技の競技力向上を図るとともに、東京オリンピックの事前キャンプ誘致に向けてジャマイカ陸上競技連盟と継続的な交流を行う。
・招へい者 ジャマイカ陸上競技連盟コーチ等 2名
・場所 県内3箇所(東・中・西部)
・内容 中高生や指導者を対象としたジャマイカ陸上競技コーチによる陸上教室を開催する。
(2)ホストタウン機運醸成イベントの開催 (3,968千円)
東京オリンピックの事前キャンプ誘致に向けてジャマイカのホストタウンとしての機運醸成を図るため、パブリックビューイングとジャマイカとの交流紹介イベントを開催する。
○パブリックビューイング
リオ五輪に出場するジャマイカ陸上チームを応援するパブリックビューイングを開催する。
○ジャマイカ交流紹介イベント
ジャマイカ文化や本県との交流等について認知を高めるイベントを開催する。
・内容 ジャマイカ企画展示(ジャマイカ文化や鳥取との交流、陸上キャンプ等の紹介)、ジャマイカステージ、ジャマイカ料理等
(3)日本人オリンピアンとの交流 (325千円)
ホストタウン交流計画により、オリンピックに出場(予定)の選手による中学校等での講演会や競技体験を行う。
(4)ホストタウン構想トライアル交流支援 (500千円)
市町村が行うホストタウン構想の試行的な交流を支援する。
[ ホストタウン構想トライアル交流補助金 ]
区分 | 内容 |
補助対象事業 | ホストタウン構想による国際交流を行う意向のある市町村が新たに行う当該構想の試行的な国際交流事業 |
事業主体 | 県内市町村 |
補助率 | 3分の1 |
補助額 | 上限500千円×1団体 |
補助対象経費 | 補助事業を実施するために県が必要と認める経費(旅費、謝金、委託料、使用料等) |
※1 ホストタウン構想
2020年オリンピック・パラリンピック東京大会開催に向け、全国の自治体と参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図るとともに、スポーツ立国・グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、政府全体で推進する取組み
※2 ホストタウンの登録
住民等と次の(1)〜(3)の全ての者との交流等で、スポーツ振興、教育文化の向上及び共生社会の実現を図ろうとする交流計画を申請した地方公共団体から国がホストタウンに登録する。
登録された地方公共団体が行うホストタウンのとしての取組みに対して特別交付税措置(対象経費一般財源 1/2)等あり。
[交流対象者]
(1)大会等に参加するために来日する選手等
(2)大会参加国・地域の関係者
(3)日本人オリンピアン・パラリンピアン
[申請募集(第1次)]
ジャマイカのホストタウンとしての交流計画を平成27年11月に申請し、採択されれば平成28年1月下旬に登録される予定
【ウエストモアランド県との交流事業(交流推進課)】
要求内容
内容 | 金額(千円) |
職員派遣事業 | 284 |
姉妹都市提携記念事業 | 8,405 |
青少年交流事業 | 2,462 |
マラソン交流事業 | 4,124 |
友好交流・国際貢献事業 | 10,591 |
計 | 25,866 |
【関連事業】
・自治体職員協力交流事業(LGOTP)
7,253千円のうち3,627千円
(1)職員派遣事業
JICAの自治体連携事業を活用し、県職員をウエストモアランド県に派遣する。
(2)姉妹都市提携記念事業
姉妹都市提携を記念し、相互の文化交流を実施する。
【派遣】
知事団及び文化交流団を派遣し、鳥取県とウエストモアランド県の友好交流をPRするとともに、本県の伝統文化を紹介する。
【受入】
ホストタウン機運醸成イベントとタイアップし、ウエストモアランド県から文化交流団を招聘し、両県の文化交流を行う。
(3)青少年派遣事前調査事業
県内の青少年をウエストモアランド県に派遣するため、現地の受入環境(医療衛生環境等)の事前調査を行い、青少年派遣の安全性を確認する。
(4)マラソン交流事業
鳥取マラソンとウエストモアランド県で開催される世界的に有名なレゲエマラソンに選手を相互派遣し、スポーツ交流を行う。
(5)友好交流・国際貢献事業
カリコム地域初となる地方間交流のトップランナーとして、一般財団法人自治体国際化協会の助成金を活用し、本県が持つ技術力を提供する。
【派遣】
本県の職員をウエストモアランド県に派遣し、本県の技術力が活用できる分野の事前調査を実施する。
【受入】
ウエストモアランド県の職員を招聘し、本県で技術研修を実施する。
ジャマイカとの交流経過について
・2007年世界陸上大阪大会事前キャンプ受入れ
・2014年12月ジャマイカ陸連理事の本県視察
・2015年8月世界陸上北京大会事前キャンプ受入れ
キャンプ期間中にジャマイカ陸連副会長マイリー氏から陸上を通じた交流について提案
・2015年8月ジャマイカウエストモアランド県から本県との姉妹都市提携について要望
・2015年10月ジャマイカ交流協議団(副知事ほか)の派遣
→ ジャマイカ陸連と陸上交流を進めることを確認
→ ウエストモアランド県と姉妹都市提携を進めるための協議覚書を締結
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
世界陸上北京大会の事前キャンプでジャマイカ陸上チームを受入れ、県民との各種交流事業(公開練習・サイン会、陸上教室(中高生、指導者)、施設訪問(保育園、障がい者施設)、壮行会等)を実施した。
(受入概要)
期間 平成27年8月8日(土)〜18日(火)11日間
場所 コカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場
来県人数 79人(選手49人、コーチ等30人)
これまでの取組に対する評価
・期間中の公開練習には、2日間で県内外から1.2万人を超える方が来場し、多くの県民に夢と感動を与えるとともに、各種メディアで大きく取り上げられ、本県情報発信に大きく寄与した。
・また、併せてスポーツキャンプ地としても好適地であることを国内外に広くPRすることができ、2020東京オリ・パラ大会でのキャンプ誘致に向け大きな実績となった。
・さらに、キャンプを契機に、ジャマイカ陸上競技連盟との陸上交流、ウエストモアランド県との各種分野での交流についての動きが立ち上がり、ホストタウン登録申請にも結びついた。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
6,900 |
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6,900 |
要求額 |
7,389 |
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7,389 |