現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成28年度予算 の 商工労働部の企業立地事業補助金
平成28年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:商工費 項:工鉱業費 目:工鉱業総務費
事業名:

企業立地事業補助金

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商工労働部 立地戦略課 立地政策担当  

電話番号:0857-26-7220  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
既整理額 0千円 19,495千円 19,495千円 2.5人 0.0人 0.0人
調整要求額 6,740,408千円 19,495千円 6,759,903千円 2.5人 0.0人 0.0人
要求総額 6,740,408千円 19,495千円 6,759,903千円 2.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:6,740,408千円    財源:単県   追加:6,740,408千円

事業内容

1 事業の目的

鳥取県企業立地等事業助成条例に基づき鳥取県内の企業立地事業を積極的に支援し、県内経済の成長と雇用機会の拡大を図ることにより、鳥取県の地域自立を推進する。

2 制度概要

区分
業種
補助基準
補助額
製造業、その他知事が必要と認めた事業
(農林水産事業に係る原材料設備投資含む)
(1)投資額:1億円超
(県内中小企業は3000万円超)
  雇用:常雇10人以上
 (県内中小企業は3人以上)

(2)CO2削減効果設備投資への補助
(1)投資額
の10%



(2)投資額
の1/3
特定製造業(1)投資額:1億円超
(県内中小企業は3000万円超)
  雇用:常雇10人以上
 (県内中小企業は3人以上)
投資額の  30%
自然科学研究所・技術者研修所投資額:3000万円超
雇用:技術者5人以上
(県内中小企業は3人以上)
投資額の
30%
ソフトウェア業・機械設計業・デザイン業・研究開発型企業投資額:3000万円超
雇用:技術者5人以上
(県内中小企業は3人以上)
投資額の
10%
情報処理・提供サービス業投資額:3000万円超
雇用:含パート20人以上
投資額の
10%
コンテンツの制作等を行う事業投資額:3000万円超
雇用:5人以上
(県内中小企業は3人以上)
投資額の
  10%

3 制度改正

(1)加算措置の整理
     県内の有効求人倍率が1.21(H27.11)となり、県内における人材確保が難しい状況となり、大規模な雇用ではなく雇用の質の確保・向上が必要となり、成長分野に狙いを定めた戦略的に企業立地を行うため以下の改正を行う。

    ○一部の加算措置について、「戦略的成長分野」加算への該当を前提とするよう制度改正を行う。
      [対象とする加算措置]

      • 生産・開発等機能の集約化
      • 海外工場の国内回帰
      ※平成28年度以降認定を行う事業に対し適用する。
    ○「特に著しい雇用の増加」加算を廃止する。
      ※既調印案件を考慮し、H28.9.30までの認定を行う事業に対しては暫定的に適用する。

    改正後
    改正前
    加算率
    (1)戦略的推進分野(1)戦略的推進分野
    (2)先進的技術又は県内資源の活用
    (3)著しい雇用増
    +5%
    (ア)生産・開発等機能の集約化
    (イ)国内回帰
    (ア)生産・開発等機能の集約化
    (イ)特に著しい雇用の増加
    +5%
    (2)先進的技術又は県内資源の活用
    (3)著しい雇用増
    +5%
    国内回帰
    +5%
    変更なし本社機能等移転
    +10%
    変更なし海外企業の国内進出
    +10%
    変更なし中山間地域への立地
    +10%
    変更なしリスク分散
    +5%
    変更なし県内中小企業が行うニッチトップ技術・サービス投資
    +10%

    (1)年度交付上限額の変更
     1年度あたりの補助金交付額の上限を10億円から7億円に変更する。補助金総額が49億円を上回る場合は最終年度の支払額上限を8億円とする。
     ※平成28年度以降認定を行う事業に対し適用する。

4 調整要求内容

補助予定額:6,740,408千円(3,307,493千円)

件数
投資額
補助金額
雇用増
H28見込み
17
43,010,027
千円
6,740,408
千円
1,393

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<企業立地の取組み>
・企業立地推進本部による企業立地活動の全庁的な取組み
 県外本部、県民局、企業局、他部との連携
 平成20年1月の本部立ち上げ以来、今年10月までで35回開催
・オーダーメード方式による企業支援
 企業のニーズに合わせて助成制度を充実
 (例)環境関連設備に対する優遇措置
    農商工連携に係る農業生産設備等への補助適用 等
・経済情勢の変化に合わせて助成制度を充実・見直し
 (例)企業立地事業補助金の投資要件、雇用要件の緩和
    雇用創出奨励金の創設
    大規模な企業誘致に対する助成の拡大
    被災企業、リスク分散を図る企業に対する加算措置
    研究開発施設、人材養成施設等に対する助成の拡大
    生産拠点集約を行う企業に対する助成の拡大
    コンテンツ制作等を対象業種として追加
    海外からの生産等の回帰を行う場合の助成の拡大
    セットメーカー等の特定製造業に対する支援の拡充
    補助金返還規程の明確化
    ベンチャー企業等評価システムの設置

これまでの取組に対する評価

 20年秋の世界同時不況により、製造業を中心とする企業の受注は激減し雇用情勢も急激に悪化、設備投資に対しても抑制傾向であったが、企業の景況感は21年3月を底に、徐々にではあるが回復してきていたが、急激な円高、東日本大震災など、県内経済は順調とはいい難い。加えて近年の「超円高」傾向により、国内製造業では生産拠点の集約によるコスト削減、人員整理を行うなど地域の雇用にも大きな影を落としているところ。
 しかし、日本全国で東日本大震災からの復興に向けた取り組みが行われる中、各企業は、緊急避難やリスク分散のための工場等の移転が進みつつある。
 不況からの脱却、震災からの復興、リスク分散という各種命題の組み合わせをトータル支援し、いかに県内経済の浮揚に繋げられるかが課題となっている。
 引き続き、経済情勢の変化や企業ニーズに合わせて、企業立地の助成制度を継続し、県内経済の成長に繋げていきたい。

工程表との関連

関連する政策内容

・県外企業の誘致の推進
・県内企業の新増設の推進

関連する政策目標

・県外からの新規誘致を実現する
・県内企業の新増設の増加を図る





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既整理額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 6,740,408 0 0 0 0 0 0 0 6,740,408
保留・復活・追加 要求額 6,740,408 0 0 0 0 0 0 0 6,740,408
要求総額 6,740,408 0 0 0 0 0 0 0 6,740,408