(1)「とっとりご当地体操交流大会(仮称)」の開催
○時期:夏頃
○会場:中部地区
○対象者:一般県民
○協力:市町村、地域包括支援センター等
○実施イメージ:
ご当地体操交流大会
〜いきいき長寿のススメ〜 あなたの体力年齢は何歳? |
高齢期の体操の重要性やポイントを知っていただくとともに、自分の体力・筋力の現状を認識していただき、体操を始める動機付け。 |
・講演 | 高齢期の体操の効果、心構えや注意点、ご当地体操DVDの活用方法等 |
・ご当地体操のステージ発表 | 90歳を超えてからでも体力をつけることができる「高知市いきいき百歳体操」や、笑って楽しめる認知症予防のコグニサイズの実演等 |
・体力測定コーナー「あなたの体力年齢は何歳?」 | 握力、30秒椅子立ち上がり回数、長座体前屈、開眼片足立ちの測定等により、体力年齢を判定。 |
・ご当地体操体験コーナー | 自分にあった体操や、グループでの体操の参考とするため、いろいろな体操を体験してみる。 |
大会参加をきっかけに、
グループを作って、30分以上となるよう体操を組み合わせ、週1回体操を続けていただくよう働きかける。希望に応じ、県内のご当地体操を集めたDVDを貸し出すなど、住民主体の体操の取組が広がるよう支援する。
厚生労働省によると、スポーツ関係・ボランティア・趣味関係のグループ等への社会参加の割合が高い地域ほど、転倒や認知症、うつのリスクが低い傾向がみられるという。
住民が主体となって、元気な高齢者と要支援・要介護認定を受けている高齢者が一緒に行う体操の集いにより、運動機能の改善はもとより、高齢者の居場所づくり・活躍の場づくりによる介護予防の取組を広めていく。
【介護予防の理念】
○高齢者が要介護状態等となることの予防又は要介護状態等の軽減若しくは悪化の防止を目的として行うもの。
○単に高齢者の運動機能や栄養状態といった心身機能の改善だけを目指すものではなく、日常生活の活動を高め、家庭や社会への参加を促し、生きがいや自己実現のための取組を支援して、QOLの向上を目指すもの。
○機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけでなく、生活環境の調整や、地域の中に生きがい・役割を持って生活できるような居場所と出番づくり等、高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めることが重要。
○いつまでも健康でいたいという県民の願いをかなえるため、なるべく介護が必要になる期間を遅らせるとともに、要介護状態の軽減・重度化防止を図るために介護予防の取組を推進していく必要がある。
○本県の介護保険費用総額は年々増加しており、平成25年度は553億円で、平成37年には733億円(平成25年度の1.27倍)になると見込まれる。
これに伴い、県民が負担する保険料及び県の負担額も増加しており、介護予防の取組により負担を軽減させていく必要がある。
【介護サービス総費用額(年額)】 (単位:億円)
H12度 | H17度 | H22度 | H25度 | H27度
(見込み) | H37度
(見込み) |
262 | 412 | 488 | 553 | 540 | 733 |
【負担割合】
公費50%(国25%、県12.5%、市町村12.5%)、
保険料50%(65歳以上保険料22%、40歳〜64歳保険料28%)
【65歳以上が支払う保険料(月額、加重平均)】 (単位:円)
第1期
(H12-H14度) | 第2期
(H15-17度) | 第3期
(H18-20度) | 第4期
(H21-23度) | 第5期
(H24-26度) | 第6期(H27-29度) | H37度
(見込み) |
2,891 | 3,638 | 4,322 | 4,513 | 5,420 | 6,144 | 9,000 |
※H37度は、不確定要素は多いものの、現状傾向を前提に見込んだもの。