(2)「とっとり版ネウボラ」体制整備事業【一部新規】予算額4,819千円
市町村による「とっとり版ネウボラ」の設置を推進するため、人材養成や施設改修経費の補助を行う。
<市町村連絡調整・相談員研修事業【継続】>481千円(579千円)
事業主体 | 県 |
内容 | 市町村との連絡調整会議、相談員の研修を行う。 |
財源 | 国1/2、県1/2 |
<相談員養成事業【新規】>338千円
事業主体 | 市町村 |
対象 | 市町村保健師等 |
内容 | 市町村の保健師等が県外の研修に参加するための経費を補助する。
※県外研修参加者は市町村連絡調整・相談員研修事業で伝達研修を行う。 |
財源 | 国1/2、県1/2 |
※平成28年度〜平成31年度までの4年間のみ実施
<施設改修経費助成事業【新規】>4,000千円
事業主体 | 市町村 |
対象 | 市町村保健師等 |
内容 | 子育て世代包括支援センターの設置に係る施設改修経費等を助成する。 |
財源 | 県1/2、市町村1/2 |
※平成28年度〜平成31年度までの4年間のみ実施
(3)とっとり方式の保育のあり方研究会
予算額 1,000千円
学識者、保育士、母親などの関係者により、とっとりらしい保育のあり方について、総合的な検討、研究を行う。
○核家族化、地域とのつながりの希薄化等により、地域において妊産婦やその家族(以下「妊産婦等」という。)を支える力が弱くなっていることから、孤立感、負担感を抱える妊産婦等が増えており、その孤立感等を解消し、安心して妊娠・出産・子育てに取り組むことができるための環境を整える。
○産前、産後の支援体制の充実を通じて、ハイリスク対象の早期把握、早期支援に取組む。
また、心と体の負担感を軽減し、ゆとりを持って子育てに取り組むことができ、乳児等の虐待事案の防止を図る。
○現在「子育て世代包括支援センター(とっとり版ネウボラ)」を設置している市町村は4箇所であるが、今後全市町村へのセンター設置を目指し、またそのセンターを中心に必要な施策が実施されるよう、実施主体である市町村への支援に取組む。
※とっとり元気づくり総合戦略の目標 H32:全市町村に整備(H27現在4市町村)
※「ネウボラ」とは
フィンランド語で「アドバイスの場所」を意味する。
フィンランドでは、妊娠期から就学前の子どもを持つ家族を対象とした支援制度「出産・子どもネウボラ」を設置し、悩みを抱える家族への支援を行っている。