これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・平成26年6月に「アルコール健康障害対策基本法」が施行された。これにともない、アルコール依存症をはじめとしたアルコール健康障害対策を検討するため、全国に先駆けて「鳥取県アルコール健康障がい対策委員会」を開催した。(平成27年度以降は、「アルコール健康障害対策会議」に役割を移譲。)
・アルコール健康障害対策基本法やアルコール健康障害について、広く普及啓発を行うため、平成26及び27年度に啓発フォーラムを開催するとともに、啓発チラシやDVDを作成した。(チラシはコンビニ、飲食店、医療機関及び薬局等を通じて県民に配布、DVDは関係機関(医療機関・図書館・学校等)に配布)。
・このほかにも、県民だより(平成25年11月号)にアルコール健康障害の特集記事を組むなど、アルコール健康障害の普及啓発に務めた。
これまでの取組に対する評価
・依存症は脳の病気であるにも関わらず、「本人の意思が弱いことが原因」と誤った認識の人がまだまだ多い。正しい理解を促すと共に、早期発見、回復に繋げるため、今後も普及啓発が必要であるが、普及啓発だけでなく、アルコール健康障害を抱える方を支援に繋ぐ取組を充実させていく必要がある。
・アルコール健康障害の症状が重くなってから相談にこられるケースも多く、支援が困難になっている。早期発見、早期相談を促すとともに、その相談窓口や対応機関の充実を図ることが必要。