これまでの取組と成果
これまでの取組状況
盲ろう者向け通訳・介助員の養成、派遣事業を実施している。(鳥取盲ろう者友の会への委託事業)
平成26年度に事務局体制を強化(人件費単価・人役の見直し)、また、盲ろう者及び通訳・介助員による先進地視察を行った。
平成27年度は盲ろう者実態調査(県直営)を実施し、県内の盲ろう者(約70名)の実態把握を行っている。
これまでの取組に対する評価
盲ろう者実態調査により、新たに通訳・介助員の派遣制度を利用する盲ろう者や、友の会の交流会に参加する盲ろう者が現れており、盲ろう者の社会参加が促進されつつある。
一方で、調査により明らかになった盲ろう者やご家族の相談ニーズに対応するための相談支援体制の構築(支援拠点の整備と相談員の配置)が急務であり、適切な相談支援を通じて、盲ろう者の社会参加を一層後押しする必要がある。
また、今後、通訳・介助員の派遣制度を利用する盲ろう者が更に増えることが予想されるため、引き続き質の高い通訳・介助員を養成する必要がある。