平成27年6月、県内の経済団体、労働組合、行政のトップ11人が「イクボスとっとり共同宣言」を実施したとことを契機に、県内企業におけるイクボス推進の取組を実施しているところ。
今年度実施した男女共同参画キャラバンにおいて、「育児休業などの制度は整っているが、利用することについて気持ちの面で問題がある」などの意見があり、就業規則等は整備されていても制度を利用しづらい状況がある。
また、「経営者がイクボス宣言をしても中間管理職まで意識が浸透していない」との意見もあり、引き続き県内企業のイクボスの取組を推進していく必要がある。
(※「イクボス」とは、部下のワーク・ライフ・バランスを応援しながら、組織としても成果を挙げる管理職・経営者等のこと。)
(1)イクボス養成塾の開催
県内企業のうち、男女がともに働きやすい職場環境づくりに積極的に取り組む企業である「男女共同参画推進企業」を対象としたイクボス養成塾を開催。
参加企業にイクボス宣言をしていただきワーク・ライフ・バランス実践のモデル企業としてその取組を広くPRし、県内のイクボス宣言企業を増やしていく。
(2)イクボス川柳コンテストの開催
「イクボス」を題材とした川柳のコンテストを開催し、優秀作品については表彰を行い、フリーペーパーで紹介することで、広く県民に対して、「イクボス」に対する理解・関心を高める。
(3)イクボス宣言企業の優良取組事例の表彰
県内のイクボス宣言企業で特に優れた取組を実施している企業について表彰を行い、その取組を県内企業へ発信し、県内企業のイクボスの普及を図る。