(1)鳥取県は、岡野貞一や田村虎蔵、永井幸次など優れた同様・唱歌の音楽家を輩出している。作品には、全国で愛されているものも多く、同様・唱歌を通じた鳥取県のイメージアップが可能。
(2)平成30年は、鳥取市出身の音楽家で「ふるさと」の作曲家である岡野貞一の生誕140周年にあたる。
(3)「童謡・唱歌のふるさと鳥取」企画実行委員会において顕彰する者の整理がなされているところ。
顕彰対象:岡野貞一(130周年:H20年実施)→140周年:H30年
田村虎蔵(140周年:H25年実施)
永井幸次(140周年:H26年実施)
(4)鳥取県出身の童謡・唱歌の作曲家の顕彰を行い、「童謡・唱歌のふるさと鳥取」を広く県内外への情報発信を図る。
(※H19年度岡野貞一130年事業時に整理)
1 今後県が行う童謡・唱歌の普及啓発基本方針
ア 将来的には、民間(県民)・市町村による自主的な開催を図るため、実行委員会への参加など人材育成を推進していくが、そこに至るまでの間は、「童謡・唱歌のふるさと鳥取」企画実行委員会が主体となり、鳥取県の代表的な音楽家である岡野貞一、田村虎蔵、永井幸次の生誕に合わせ周年で記念事業を実施する。 (生誕周年以外の年は休止)
◆岡野貞一 生誕130周年 2008年 ※実施済み
◆田村虎蔵 生誕140周年 2013年 ※実施済み
◆永井幸次 生誕140周年 2014年 ※実施済み
イ 上記3人のほか、本県出身の音楽家については、わらべ館(県立童謡館)の企画事業や展示、または、とっとりの文化芸術探訪事業(文化政策課所管)の活用により、普及啓発を図る。
ウ 全県及び県外に対する普及啓発は、わらべ館が県内各地の教育機関、社会福祉施設、社会教育施設及び県人会等からの要請により歌手・伴奏者を派遣する童謡コンサート事業により行う。
2 市町村との役割分担
ア 岡野貞一、田村虎蔵、永井幸次の生誕記念事業は、県内音楽関係者等の事業実施を支援することを目的とし、関係市町村にもできうる限りの支援を求める。
イ その他の音楽家をはじめとする文化芸術活動者については、「とっとりの文化芸術探訪事業」を活用していただく