(1)財務会計システムの管理運営(委託業務)
○現行財務会計システムを運用管理し、改善するために要する経費であり、次の業務を行う。
なお、現行システムは平成28年度会計予算の執行までの運用とする。
ア 財務会計システムの運用
イ オンライン処理及び日次・月次処理
ウ 機器の保守管理
エ 異常・故障時の対応 等
○委託先と契約方法
ア 委託先:株式会社鳥取県情報センター
イ 契約方法:随意契約
○随意契約する理由
現行財務会計システムは、県と(株)鳥取県情報センターが共同開発し、同社が所有するものであり、このシステムを提供できるのは同社しかない。
また、システムは、同社が保有するホストコンピュータに他の基幹業務と共に導入され、利用する通信回線、庁内LANパソコン及びその保守管理についても、同社に委託されており、セキュリティ等の観点からも同社に委託することが適切である。
(2)新財務会計システム改修
○新財務会計システムに対し、改修を行い、事務の効率化を図る。
(改修内容)
事業マスターデータの更新をファイルから更新できるようにし、事務の効率化を図る。
○委託先と契約方法
ア 委託先:鳥取県庁新基幹業務システム構築・保守等業務(財務会計システム)鳥取県情報センター・富士通・ケイズ共同企業体
イ 契約方法:随意契約
○随意契約する理由
新財務会計システムの開発は、共同企業体により行われており、システムの仕様、構成等のノウハウを有している。
また、運用・保守契約については、運用・保守契約が企業体と平成29〜33年度について締結済である。
以上から、企業体に委託することが適切である。
(3)債権・債務者登録事務(委託業務)
財務会計システムへの債権債務者の登録業務について、システム管理者が行っている登録事務を処理するための、外部委託に要する経費。
(4)収納電子化(マルチペイメント))に係る導入準備
自動車登録手続きのワンストップサービス(OSS)の平成29年度中の開始に向けて、OSSに必要とされる電子収納(マルチペイメント(Pay-easy))について、導入手続きを進める。
導入手続きを円滑に進めるため、平成28年度から日本マルチペイメントネットワーク推進協議会の特別会員として参加している。