これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・平成27年度は、4町5戸担い手が和牛繁殖牛舎を整備、12市町31戸4集団の担い手が増頭のために129頭の繁殖雌牛を導入するとともに、1市3町6戸の新規参入者が牛舎整備や繁殖雌牛の導入し、和牛増頭を進めることができた。
平成29年度は、国版畜産クラスター事業を活用して1戸が繁殖牛舎を、6戸が肥育牛舎を建設しているところ。
これまでの取組に対する評価
・平成26年7月には事業団と現場後代検定を共同で実施した「福増」が現場後代検定県内歴代最高成績、9月には「百合白清2」がその「福増」の成績をさらに上回る全国トップの成績で現場後代検定を終了し、「白鵬85の3」も新たに加わり、それぞれ県基幹種雄牛に選定された。
・その後も、「百合福久」など全国レベルの優秀な種雄牛が次々と造成され、県内生産者の生産意欲は高まっている。
・県が優秀な種雄牛を造成・所有し、安定的な精液供給をすることは県内農家の要望である。
・また優秀な種雄牛を造成するためには農家協力が不可欠である。農家にも一定の負担・協力をしてもらいながら、優秀な種雄牛を造成することは、本県和牛振興のためには極めて重要である。