●飲食店を探す際、多くの人がパソコン・携帯端末のグルメサイト・アプリを活用している。グルメサイト・アプリは、「食べたいメニューのある店を探す」「出かけたことのない地域にある店を探す」といったシーンで利用されており、観光客にとって欠かせないツールとなっている。
●一方で、鳥取県内では大手飲食店・グルメサイトへの登録事業者数も少なく、検索結果は大手全国チェーン店ばかりヒットするなど、必ずしも観光客が求める情報(地元食材を活用した特徴ある店舗の情報等)と一致していない。
●また、掲載情報が乏しいため、食べたいメニューや食材(例:カニ)などで検索しても、観光客が求める検索結果となっていない。
●さらに、県内飲食店の大部分は多言語での外国人受入体制が十分とは言えず、外国人に対して適切な情報発信ができていない。
●米子−香港・ソウル便を利用した観光客の更なる誘客促進を図るためにも、外国人に対する食の情報発信を強化する必要がある。
●鳥取県中部地震に伴う風評被害を払拭し、県中部をはじめとする鳥取県の魅力的な名物料理や飲食店情報を積極的に発信する必要がある。