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平成29年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

新たなステージへ!地域ぐるみの環境実践振興事業

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生活環境部 環境立県推進課 環境イニシアティブ担当  

電話番号:0857-26-7876  E-mail:kankyourikken@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
29年度当初予算額 14,062千円 15,896千円 29,958千円 2.0人 0.0人 0.0人
29年度当初予算要求額 14,062千円 15,896千円 29,958千円 2.0人 0.0人 0.0人
28年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:14,062千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:14,062千円

事業内容

1 背景

・国は今年5月に「地球温暖化対策計画」を策定し、エネルギー分野での技術開発を推進するほか、「COOL CHOICE」を合言葉に国民運動的に省エネやCO2削減に向けた運動を強く進めている。

    ・また、2016年中は難しいとされていたパリ協定が11月に発効されるなど、環境に対する価値が世界で大きく膨らんできていると感じられる。
    ・このような世界的な潮流を含め、県もこれまで以上にその役割を果たす必要があると考え、本県が人との繋がりが厚い地域であることを強みに、もう一度県民運動的に実践活動を推進し、地域の魅力として次の環境先進県を構想し実現していくことが大切。
    ・本県においても、近年とはステージを変えた環境実践の県民運動の再興を図る。(9月議会約束事項)

2 事業概要

起点となる県民会議の設置に合わせて、県民参加による環境先進県を推進するため、環境への関心を高める一般県民への普及啓発を広く実施すると共に、取組みの円滑な展開が図れるよう県民運動のPRや補助等の支援を行うもの。

(1)とっとり環境推進県民会議の開催 【継続】

【要求額:726千円】
○県民会議の開催
県民、住民団体、事業者、マスコミ等の各代表に参画頂き、環境イニシアティブ推進のための取り組みについて企画立案するとともに、県民総ぐるみによる環境実践の県民運動に繋げていく。     (具体案については直ちに実行。普及・啓発の手法についても検討。)
(必要に応じ、関係団体を加えたワーキンググループを設置。)

  【概要】 とっとり環境推進県民会議
          会員: 18企業・団体 
          開催回数: 年1〜2回程度

(2)とっとり環境まつり事業 【新規】

【要求額:4,891千円】
 県民参加による環境先進県を推進するため「省エネ」「創エネ」をはじめとするエネルギー関連から、環境実践、自然共生、循環型社会など様々な目線や方向性を持った環境団体を一堂に集めたイベントを開催することで、それぞれの集客力を生かしつつ、高い広報効果と県民運動としての取り組みの活性化を図る。
併せて、実践団体間の交流により活動の高度化が期待される場とする。
  【県民会議での意見】
   ・環境や生き物に親しみ、意欲的にかかわって、その感性や感受性を養うことが最も大切。それは大人も子供も同じで、このスタート地点をうまく通らないと次に進めないと言われている。
   ・環境に優しい活動や学習をしたい団体と、それが提供できる人物・場のマッチングが必要では。

●はじめるつづけるひろげる!とっとり環境まつり!!(仮称)

日程   10〜12月の土・日曜日の1日
場所   ステージイベント、屋内外ブース出展が可能な総合施設
        例)倉吉パークスクエア(倉吉未来中心)
ステージ  著名人による講演、子ども向け啓発イベント
ブース   環境に配慮した製品やサービス、活動を行う団体、企業により、体験活動を主体とした企画展示を行う。
協力   市町村、鳥取環境大学、NPO法人等の実践活動団体など

■出展ブースの例
 ○生活、食品

    食育、エシカル消費、サルベージクッキング、フリーマーケット、啓発映画の上映 

 ○生物多様性
    動物とのふれあい、気候変動と希少動物
 ○森林との共生
    間伐体験、森林から始まるエコライフ、薪ストーブ
 ○あそび・こども
    木のおもちゃ、エコアイデアコンテスト、こどもエコクラブ

 ○最先端
    EV、FCV、リサイクル製品、水素、メタン
 ○省エネ
    省エネ家電、エコハウス、家庭のエコ診断

(3)みんなのエコ宣言PR事業 【新規】

【要求額:4,115千円】
    温暖化問題をはじめとする環境問題を自分自身の問題として認識し、行動に結びつけるためのキャンペーンを新聞紙上で展開。
    併せて、住民・事業者主体の実践活動、行政主体の施策の掲載機会を確保し、日常の中で取り組みを体感できる広報を実施することで、省エネ、再エネ、4R等の身近な環境問題の啓発に繋げる。
     【県民会議での意見】
      ・全国から注目されるような先導的な取組、それを鳥取からやることに意義がある。
      ・企業や教育機関、自治体の力を借りながら、みんなが一緒に環境について考え、取り組んで行くことが大切。

    【内容: 新聞紙上・読者参加型県民運動】
    ■エコ活動宣言 (県が実施)
     1) 活動宣言募集記事 全5段カラー
     2) WEB展開 SNSを利用したエコ宣言の募集
      ※ 新聞社HPに特設ページを作成し、エコ宣言、実践活動の投稿フォームとアーカイブ化
     3) 応募されたエコ宣言を背景に敷き詰めたメッセージ広告の掲載
    ■広報発信 (新聞社が自主記事として協力掲載)
     4) 月に1回 環境施策の紹介記事連載
     5) 月に1回 環境キャンペーン 新聞社目線の記事連載

(4)とっとり環境推進県民運動補助金 【拡充】

【要求額:1,000千円】
    ・「とっとり次世代エネルギーパーク推進事業」⇒「環境保全活動支援事業(継続事業:予算要求額1,000千円)」の予算を拡充する形で県民運動に係る利用幅を拡大
    ・環境に係る知識を得る機会の創出や、イベント参加者に効果的に活動を知らしめるツールを備えることで、裾野の広がりを伴った活動に繋げる。
    ・また、環境に関連する取組であれば幅広に利用できる地域住民団体への補助制度とすることで、利用者が新たな関係者を取り込み、次の取り組みの糸口となることを期待。
     
      【県民会議やメンバーからの意見】
       ・活動は熱心に継続して行っているものの、あまり会員が増えず固定化してきている感がある。
       ・環境施設等の視察を企画をする際、バス代が高いと参加者は躊躇しがち。補助してもらえると助かる。

    区分
    交付内容
    【既存】
     環境保全活動支援
    (「鳥取県環境保全活動支援補助金」)
    ・地域の先進的で他の模範となる環境保全活動に対し補助。
    ・補助率10/10 限度額100千円(予算額1000千円(別予算として要求))
    例)県内の環境イベントや学習会の開催経費や出展費用
    【拡充】
     実践活動PR
    イベント等に出展する際に、効果的に環境に関する活動をPRするための支援。
    ・補助率 1/2 限度額50千円(予算額 500千円)
    例)実践団体等の活動PRチラシやポスターの作成費。展示物の作成経費。
    【拡充】
     環境学習振興
    環境活用アドバイザーを活用するなどしながら環境関連施設の視察をする際のバス借上げ旅費等を助成。
    補助率 1/2 限度額50千円 (予算額 500千円)
    例)視察や学習会へのバス借上げ費用や入館料等

(5)環境実践推進事業 【拡充】 

【要求額;3,330千円(昨年度603千円)】

「地域ぐるみの環境実践」の新たなステージに向け、年間を通じた様々なキャンペーンの実施や優秀な取組の顕彰により、家庭や地域で行う省エネ・節電の県民実践のきっかけづくりを行う。
【事業一覧】
事業名
要求額
(千円)
 【新規】省エネソングによるPR
588
 【新規】環境実践キャンペーン(春〜夏)
540
 【新規】企業と連携した家庭用省エネ機器PR
 【新規】2台目冷蔵庫さよなら事業
1,330
 【拡充】おうちで『節電』がんばろうキャンペーン(夏、冬)
480
 【新規】地球温暖化対策優良事例コンテスト
392
合計
3,330

(6)関連事業

【再エネ・省エネ】 
   エネルギーシフト加速化事業
   地域エネルギー設備導入推進事業
   地域エネルギー資源活用支援事業
   とっとり次世代エネルギーパーク推進事業   ほか
【自然共生】
とっとり環境の森づくり事業(造林費)
森林J-クレジット推進事業  
  生物多様性保全事業
   自然保護監視事業                  ほか
【循環社会】
  ごみゼロ社会実現化県民プロジェクト事業
   Let’s4R実践拡大事業              ほか
【実践事業】 
環境教育推進事業
   鳥取県バイシクルタウン構想実現化プロジェクト  ほか


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 14,062 0 0 0 0 0 0 0 14,062

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 14,062 0 0 0 0 0 0 0 14,062
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0