事業名:
浜に活!漁村の活力再生プロジェクト
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)
水産振興局 水産課 漁業振興担当
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
29年度当初予算額 |
6,536千円 |
3,179千円 |
9,715千円 |
0.4人 |
0.0人 |
0.0人 |
29年度当初予算要求額 |
9,036千円 |
3,179千円 |
12,215千円 |
0.4人 |
0.0人 |
0.0人 |
28年度当初予算額 |
8,036千円 |
3,119千円 |
11,155千円 |
0.4人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:9,036千円 (前年度予算額 8,036千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:6,536千円
事業内容
概要
漁村と消費者の距離を縮め、魚消費と魚価の速やかな回復を図るため以下の2取組を支援
1 漁村が消費者に近づく取組
2 消費者を漁村に近づける取組
事業内容
1 もうかる漁村再生活動支援事業
(漁村が消費者に近づく取組)
県内4地域で策定した浜の活力再生プラン(漁業所得を平成25から30年度末までの5年間で10%向上させるための取組)の具体的な実践に係る資材作成(地域のPR,販促等)、テスト販売・市場調査・事業実施等の検証及び、商品開発、販売方法、ブラッシュアップ等の研修を支援する。
- もうかる漁村再生活動支援事業は、浜に活!浜の活力再生緊急プロジェクト(平成27-28年度)で支援しており、平成28年度で事業終了予定。
- 平成27-28年度事業で各地域で浜プランの具体化、実施項目の精査が進んだが、プラン目標達成のために地域水産業再生委員会の活動はその後も継続が必要。
- 29年度以降は、各地域の実情や要望に合わせて取り組みやすいように補助対象経費を見直し、改正し、同じ補助金名で当該事業に組み入れ、引き続き地域水産業再生委員会のプラン達成のための活動を支援する。
補助金名 | もうかる漁村再生活動支援事業費補助金 |
実施主体 | 地域水産業再生委員会 |
対象経費 | 浜の活力再生プランの具体化、実施、評価検討、地域の新ブランドの創出や商品開発に必要な実践的な資材作成、検証、研修に係る経費
報償費、旅費、消耗品費、燃料費、印刷製本費、原材料費、通信運搬費、使用料及び賃借料、委託費、手数料 |
補助率 | 定額 |
補助上限 | 500千円(平成29-30年度) |
【事業費】補助金 2,000千円(500千円×4地域)
2 魚食普及活動強化推進事業
(消費者を漁村に近づける)
(1)魚食普及番組の制作・放送
【継続】 | 県産魚(地魚)の食べ方、調理の仕方を子ども・若者目線、家庭的な消費者目線で伝える魚食普及番組を制作・放送する。
- 魚食普及番組「開講!とっとり魚乙女塾」を制作し、県内CATV5局で放送
- 鳥取県CATVネットワーク協議会に委託(6回)
- 制作した番組は成果品として番組DVD(5枚)を納品、県立図書館での貸し出し、県民室、賀露かにっこ館等で再生に利用。
【番組コンセプト】
- 消費者目線の実践的な魚の調理法の伝授
- 季節に応じた旬の地魚情報の発信
- 魚の裁き方、保存、ゴミの処理方法の伝授
- スーパーの魚を使い切る方法の伝授
- 漁村地域ならではの料理の紹介
- 学生等の出演で若い世代の共感・支持を獲得
【事業費】
委託費 4,536千円(制作費:10分×6回/年、放送料:5局×10回、税込) |
(2)魚食普及活動支援
【継続】 | 漁協女性部等の団体、任意グループ実施する県産魚の魚食普及活動経費を支援
【ねらい】
- 学生や子供を持つ世帯(PTA研修、親子会等)への普及強化
- 大学等課外料理教室(鳥大、環境大、鳥取短大等向け新企画)
- 保育所・学校給食センター向けメニュー提案
- 地域外への活動範囲の拡大、回数の増加、魚種の拡充
補助金名 | 魚食普及強化推進事業費補助金 |
実施主体 | 魚食普及グループ |
対象経費 | 魚食普及活動経費
使用料・賃借料、需用費(調理器具、原材料、調味料、資材費等)、旅費、委託費
|
補助率 | 定額 |
補助上限 | 500千円 |
【事業費】補助金 2,500千円(500千円×5団体) |
【事業費】委託費、補助金:7,036千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1 魚食普及番組の制作・放送
平成27年度魚食普及活動強化推進事業の一環として、魚食普及番組の制作・放送に取り組んだ。
鳥取県ケーブルテレビ協議会に委託し、番組を制作し、県内ケーブルテレビ5局で放送した。番組動画は、とっとり動画チャンネル(YouTube)でも配信している。
平成27,28年度に「開講!とっとり魚乙女塾」を平成27年度6回制作放送、28年度6回制作放送予定で12魚種、県内9漁村を取り上げた。
2 魚食普及活動支援
平成27年度は5団体に支援し、延べ46回、3,766人への魚食普及活動を実施した。
東部の4団体、公立鳥取環境大学、県で魚食普及活動勉強会を平成27年8月から平成28年3月まで9回開催した。
これまでの取組に対する評価
1 魚食普及番組の制作・放送
CATV視聴者の声では、特に積極的に魚食普及したい10代から40代の若年層からの反響が半数程度あり、「よい」「参考になる」など概ね好反応を得ている。
地域メディアを活用した魚食普及に一定の効果が見られた。
<好反応理由の分析>
・鳥取環境大学の現役女子学生の出演が視聴者に関心と親近感を与え楽しませている。
・魚の扱い方を分かりやすく伝えており、女子学生が指導者の指導を受けてやってみると出来る様子や、回を追うごとに上達する様子を見て、未経験者にも挑戦心が沸く。
・漁村料理、若者向けメニューの紹介により食べてみたくなる。
・近いけど普段はあまり行かない地域の漁村の情報(競りや朝市の様子、イベント、直売、旬の魚など)を伝えており、関心が沸く。
2 魚食普及活動支援
・普及対象として魚食に関心のある一般消費者や特定の学校だけでなく、新たに小中学校PTAや親子会にも呼びかけて、出張料理教室を開催するなど、魚食普及活動の活動範囲を広げ、延べ普及回数・人数が増加した。
・育ちざかりの子供を持つ親からの感想として、「これからは親子でも料理を作ってみる」、「子供に包丁を持たせるよい機会になった」、「新鮮な地魚のよさを知った」などの反応を得ており、魚食普及活動は、水産物の消費拡大だけでなく、親子の食育・コミニュケーションツールとしても一定の役割を果たしている。
工程表との関連
関連する政策内容
魚価低迷・消費量減少の解消
関連する政策目標
浜に活!漁村の活力緊急再生プロジェクトの推進、高度衛生管理型市場・漁港の整備、トップブランド商品の開発
財政課処理欄
浜の活力再生プランの具体的な実践に対する支援は、既存の補助制度により支援をおこなってください。魚食普及強化推進事業費補助金は、実績を鑑み額を精査しました。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
8,036 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
8,036 |
要求額 |
9,036 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
9,036 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
6,536 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
6,536 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |