1 事業概要
鳥取西高等学校整備事業については、整備事業基本設計・実施設計、南通路・第1グラウンド実施設計、文化庁への現状変更許可及び鳥取市の鳥取城跡整備計画に基づき計画的な整備を進めているが、次年度の最終年に実施する第1グラウンド整備に必要な工事費を要求する。
2 事業の主な内容
・第1グラウンドの盛土(軽量盛土高約1m)
・ネットフェンス(H=6.5m、L=95.9m)
・カーテン式ネットフェンス(H=3.0m、L=62.9m)
・バックネット(H=7.0m、L=8m)
・屋外照明の移設(2箇所、LED取替)
・自由勾配側溝(W=300、L=53.3m)
3 現状・整備の必要性
・鳥取城跡整備計画(大手登城路復元整備)に伴って減少する第1グラウンド面積を確保するため同グラウンド全体を南側(史跡指定地外)へ移動する必要があり、これまで以下の整備を実施。
・テニスコートの移設(旧県庁テニスコート)(平成25年度実施)
・市弓道場の解体(平成25年度実施)
・南通路の新設(平成25、26年度実施)
・次年度の第1グラウンドの整備については、文化庁への現状変更許可に基づき同グラウンドの遺構面の保護が必須であり、全体を1m程度盛土して造成を行う。
・また盛土による遺構への影響を考慮し、特殊な軽量盛土材を使用する必要がある。
・同グラウンドの移設・盛土に伴い、附属施設(防球ネット、屋外照明等)の移設、新設を行う。
・石垣モニタリング調査は、盛土による既存石垣への影響を担保するものであり、現状変更許可に伴う文化庁との約束事項になっている。
4 スケジュール
工事実施 平成29年11月〜平成30年3月
5 要求額
工事請負費 192,133千円