要求概要
島根原子力発電所に係る原子力防災対策の円滑な実施を図るため、新たに受け入れる寄付金を積み立てる。
要求額
背景
東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、国において新たに緊急時防護措置準備区域(UPZ)が設定され、境港市全域と米子市の一部がUPZに含まれることとなったことから、本県内においても島根原子力発電所に係る原子力防災対策を実施している。
これに要する経費については、本来は国の責任において財源措置が行われるべきものであるが、国に対して繰り返し強く要望しているものの、適切な措置が実現していない。
平成27年度に中国電力から寄付金を基金に積み立て、事業を実施しているが、基金が平成30年度中に不足する見通しであり、中国電力に対して引き続き費用負担への協力を求めて協議を続けてきたところ、平成30年1月に中国電力側から協力する旨の回答をがあったもの。