現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成29年度予算 の 教育委員会の安心・安全な学級づくりプロジェクト事業
平成29年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育連絡調整費
事業名:

安心・安全な学級づくりプロジェクト事業

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教育委員会 いじめ・不登校総合対策センター 教育相談担当  

電話番号:0857-28-2322  E-mail:ijime-futoukou@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
29年度当初予算額 635千円 3,179千円 3,814千円 0.4人 0.0人 0.0人
29年度当初予算要求額 635千円 3,179千円 3,814千円 0.4人 0.0人 0.0人
28年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:635千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:635千円

事業内容

1 事業概要

「子どもみんなプロジェクト(文科省の委託事業)」において9大学が調査研究を進めている脳科学・精神医学・心理学等を基礎とした3つのプログラムを、モデル地域(予算範囲内の中学校区)で2年間実践した後、不登校やいじめに対する未然防止の効果的な取組方法を全県に広める。

2 背景・現状

小学校の不登校出現率は全国平均より高い状態が続き、中学校においても増加傾向であり、不登校児童生徒のおかれている環境や背景は複雑化してきている現状がある。学校においては、いじめを積極的に認知・対応する方針で取り組んでいるが、若手教員の増加とともに、指導力の向上を図ることが必要となっている。特にこれまで行われてきた取組を整理し、脳科学や精神医学、心理学などの科学的根拠に裏付けされた未然防止を目ざした取組が必要である。

3 目的

○小1プロブレム等の予防

    幼児教育から小学校教育へ指導が変わる際に、遊びから学びへと生活の中心が変わることで、集団行動をとれない・授業中に座っていられないなど、スムーズに段差を乗り越えられないために起こる小1プロブレムの問題がある。各学校は様々な取組で対処しているが、いったん起こると混乱状態が長期化する例も見られ、荒れや不登校などへと発展してしまうこともある。これに対し未然に、脳科学を基盤とした「STARTプログラム」を実施することで、学習への準備(実行機能)・情動のコントロールなどストレスへの耐性や、対人関係について学ぶ。
    ○中1ギャップ等の予防
    また、小学校から中学校へ移行する際にも、学習内容や生活リズムの変化に馴染むことができず、いじめが増加したり不登校になったりする中1ギャップと言われる現象が多く表れ、本県においても大きな課題である。これには様々な原因が複雑に絡み合っていることが多いが、その一因として子どもたちが抱えるストレスや不安の問題がある。思春期を迎える小学校高学年から認知行動療法を取り入れた「勇者の旅プログラム」を実施することで、自分自身で不安を軽減し、考え方(認知)や行動のパターンを見直し、安心して学校生活を送ることができる力を学ぶ。
    ○教職員が科学的な思考方法を学ぶ
    また、これまでにもこれらの問題に対処する優れた個々の実践がある。それらを教師の経験や勘のみに頼るのでなく、教職員対象の研修を受け、科学的根拠をもとに取組を整理し、心の発達や子どもの視点に立った対応力を学び、学校不適応や問題行動の未然防止を目ざす。

4 推進モデル地域を指定して取り組む理由

不登校出現率の増加傾向、暴力行為等問題行動の増加傾向、いじめの発生率の増加傾向に対して、鳥取県として未然防止の手を打つことが急務となっているため。

5 事業内容

(1)推進地域による実践
○推進モデル地域、3中学校区
○指定期間2年間
○事業3年目は新たに6中学校区に展開
推進モデル地域においては、定期的に(幼保小中が)集まって合同研修会を開催し各学校の課題や取組について情報共有したり、3地域合同で連絡協議会・研修会を行ったりする。
(2)取り入れるプログラム
○脳科学を基盤とした「STARTプログラム」
・就学前から小学校低学年の児童を対象として、学習準備(実行機能)と対人関係について学ぶ。
○認知行動療法を取り入れた「勇者の旅プログラム」
・小学校高学年から中学校1年生を対象として、不安への対処方法等を学ぶ。
○教師が科学的な思考方法を学ぶ「教師研修プログラム」
・教職員を対象として、脳科学等科学的な思考方法や児童生徒への関わり方等を学ぶ。
(3)効果検証を行う調査等の実施
○不登校やいじめなど学校不適応の背景や課題を分析する等の調査を大学と連携して実施し、その結果を還元する。
経費内訳
項目
内容
所要経費
STARTプログラムの配布
勇者の旅プログラムの配布
○DVDの配布
10,260円×4巻×4小学校×3中校区
○テキストの配付
 600円×400冊×3中学校区
1,213
プログラム実施に伴う事前研修会○STARTプログラム
 講師謝金 
 50,000円×3日=150,000円
 講師旅費
 30,000円×3日= 90,000円

○勇者の旅プログラム
 講師謝金
 50,000円×1日= 50,000円
 講師旅費
 81,200円×1日= 81,200円
 372
連絡協議会○運営費
 20,000円×2日= 40,000円

○講師謝金
 50,000円×2回= 100,000円

○講師旅費

 81,200円×2回= 162,400円

  303
推進地域(モデル中学校区)の指定○研究費・出張旅費
 140,000円×2中学校区
65,000円×1中学校区(中部)
345
合計
2,233
※事業費2,233千円のうち1,598千円については、枠内標準事務費対応。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

1 教育センターの専門研修「生徒指導・教育相談」
 いじめや不登校への対応方法や未然防止に向けた取り組み、学校で行う教育相談などをテーマとして、周知した。

2 研修資料の作成
 不登校問題教職員研修資料「あしたまた学校でV」を作成し、効果的な取組方法について周知した。

3 明日へつなぐ心のキャンペーン事業
 子ども未来フォーラムを開催し、いじめ問題に対する学校・児童生徒の取組を支援してきた。

※また、教育委員会関係各課においても関連する様々な取組を行ってきた。

これまでの取組に対する評価

○これまでの取組により、学校における生徒指導上の問題が発生した時の初期対応の方法や児童生徒への関わり方など、適切に対応できることが増えてきた。

○一方で、本県の不登校は、小学校において高い出現率が続いており、中学校においても増加傾向が続いている。また、小学校での暴力行為の発生が大きく増えるなどの課題も新たに出現してきている。未然防止をめざした新たな視点を取り入れた取組が必要となってきている。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 635 0 0 0 0 0 0 0 635

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 635 0 0 0 0 0 0 0 635
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0