事業名:
みんなで取り組む農山村保全活動支援事業
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)
農林水産部 農地・水保全課 企画・保全支援担当
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
29年度当初予算額 |
18,999千円 |
19,075千円 |
38,074千円 |
2.4人 |
0.0人 |
0.0人 |
29年度当初予算要求額 |
19,138千円 |
19,075千円 |
38,213千円 |
2.4人 |
0.0人 |
0.0人 |
28年度当初予算額 |
17,537千円 |
18,715千円 |
36,252千円 |
2.4人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:19,138千円 (前年度予算額 17,537千円) 財源:財産収入、その他
一般事業査定:計上 計上額:18,999千円
事業内容
1.事業概要
「鳥取県中山間ふるさと農山村活性化基金」の運用益を活用し、農業生産基盤等を集落・地域が企業、市街地住民、大学生等の多様な外部サポーターと共に保全する取組みについて支援を行う。
2.背景・目的
中山間地域では高齢化や担い手不足から、集落のみで行う農業生産基盤等の維持管理も含めた保全活動が困難化した集落が急増しており、これに伴う住民の閉塞感も高まっている。このため、農山村ボランティアや社会貢献に前向きな企業や市街地自治会等、地域外の多様な外部サポーターとの協働による新たな取り組みにより農業・農村の資源保全を行おうとする集落を支援し、農山村集落の活性化を図る。
3.事業内容
(1)とっとり農山村資源保全活動推進事業 11,630(12,000)千円
中山間地域における農地・農業用施設の保全活動や農作業等を支える農山村ボランティアの派遣調整を行う「ボランティア派遣事務局」を県東部、中部、西部地区に設置し、NPO法人等の民間団体に運営を委託する。(11月補正債務負担)
(2)共生の里推進加速化事業 3,600(2,800)千円
中山間地域の農村と企業が連携し、農地や農業用水路など地域資源の保全活動を行いながら、農産物の生産や加工品づくりなどにも取組み、農業・農村の活性化につなげる「とっとり共生の里」について、活動に要する経費を支援する。
・事業主体 市町村
・協定地区数 9地区(継続6地区、新規3地区)
・協定期間 5年間
・補助金 1〜3年目:上限600千円、4〜5年目:上限300千円
・補助率 県2/3、市町村1/3
(3)むら・まち支え合い共生促進事業 1,960(1,300)千円
中山間地域の集落と市街地公民館が連携し、農地や農業用水路など地域資源の保全活動を行いながら、農産物の生産や加工品づくりなどにも取組み、農業・農村の活性化につなげる「むら・まち支え合い共生の里」について、活動に要する経費を支援する。
・事業主体 市町村
・協定地区数 8地区(継続5地区、新規3地区)
・協定期間 3年間
・補助金 1〜2年目:上限390千円、3年目:上限300(195)千円
・補助率 県2/3、市町村1/3
【昨年度からの変更点】
活動3年目の補助上限額について、交通費の確保と継続的な活動のために要する経費への支援をするため、補助金上限額を見直しする。
(4)【廃止】とっとり井手・ため池保全活動推進交付金 −(300)千円
農山村ボランティアの受入集落で、農業用水路やため池に関する地域活動の高度化を目指す取組みに対し定額で支援する。
・事業主体 集落、地域協議会、土地改良区等
・対象経費 活動を実施する上で必要な資材等の経費
・交付金 補助率10/10とし、上限300千円/地区
<廃止理由>
地域活動の高度化を目指す集落に対し、とっとり共生の里等の事業をより推進していくこととするため。
(5)委員会開催費 85(85)千円
平成29年度中に委託期間が終了する農山村ボランティア事務局業務について、平成30年度以降の受託団体の選考を行うための委員会等を開催する。
4. 要求額
(1)要求内訳
事業名 | 事業費 |
(11月補正債務負担)
とっとり農山村資源保全活動推進事業 | (12,000)
11,630 |
共生の里推進加速化事業 | (2,800)
3,600 |
むら・まち支え合い共生促進事業 | (1,300)
1,960 |
【廃止】とっとり井手・ため池保全活動推進交付金 | (300)
− |
農山村ボランティア事務局受託業者選定委員会 | (85)
85 |
基金積立金 | (552)
0 |
標準事務費 他 | (500)
1,863 |
合計 | (17,537)
19,138 |
(2) 財源
「鳥取県中山間ふるさと農山村活性化基金」の運用益等を充当する。
○基金残高(平成28年度見込) 1,213,622千円
○平成29年度事業実施可能額 36,408千円
<内訳>
・平成29年度運用益(見込み) 17,787千円
・平成29年度取崩額 18,621千円
※平成29年度から本基金の取崩しが可能となるよう、鳥取県基 金条例における本基金の処分事由を追加する改正を行う。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
高齢化や人手不足によりマンパワーが不足している中山間地域の農村集落に対し、多様なサポーターによる支援を実施
○農山村ボランティア
・中山間地域の農村集落にボランティアを派遣し、農道、農業用水路保全、田植え、稲刈、草刈、イノシシ柵の設置等を実施
・平成27年度実績 派遣地区数:39地区、派遣回数:85回
○とっとり共生の里(むら・まち支え合い共生の里)
・中山間地域の農村集落と企業、市街地住民が連携し、農道、農業用水路の保全や遊休農地の活用、加工品づくりを協働で実施
・平成28年度協定地区数:11地区
これまでの取組に対する評価
外部サポーターとの連携が刺激となり、農村集落のマンパワー不足や閉塞感の解消、やる気の向上につながっている。
○農山村ボランティア
・継続的なボランティア派遣により、保全意識の向上や交流を通じた活力向上につながっている。
・新規地区の取組み拡大へ向け取組みを強化していく。
○とっとり共生の里(むら・まち支え合い共生の里)
・外部サポーターとの連携により、農業用施設の保全、遊休農地の有効活用されている。
・活動に向け企画検討することが農村のやる気へつながっている。
・活動地区を全県域へ拡大するよう推進を強化する。
財政課処理欄
むら・まち支えあい共生促進事業の3年目補助上限の見直しは認めません。
「市街地町内会等と農山村集落」のそれぞれのニーズがマッチし、一過性で終わらないと判断して行う交流や取り組みに対し、県は本事業を通じてその初期段階の支援を行うものと考えるため、将来、補助金に頼らない力強い取り組みとなるよう促すためにも支援が逓減していく現状スキームで支援すべきと判断します。
各種委員会等の報酬改定に伴い、報酬を精査しました。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
17,537 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
17,537 |
0 |
0 |
要求額 |
19,138 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
17,787 |
1,351 |
0 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
18,999 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
17,787 |
1,212 |
0 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |