事業名:
みんなでやらいや農業支援事業
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農林水産部 とっとり農業戦略課 戦略調整担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
29年度当初予算額 |
222,321千円 |
31,792千円 |
254,113千円 |
4.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
29年度当初予算要求額 |
342,383千円 |
31,792千円 |
374,175千円 |
4.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
28年度当初予算額 |
254,468千円 |
31,192千円 |
285,660千円 |
4.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:342,383千円 (前年度予算額 254,468千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:222,321千円
事業内容
1 目的
市町村が中心に行う地域農業を核とした地域活性化の取組や意欲的な農業者の規模拡大などの経営発展の取組を支援し、鳥取県農業活力増進プランで示した目標の実現を図る。
2 事業内容・要求額
1)がんばる地域プラン事業
市町村中心に関係者が一丸となって行う農業を核としたプラン策定の支援と、プラン目標達成に向けた取組を支援する。
(1)プラン策定事業
農業を核としたプランを策定するための経費を補助する。
実施主体 | 補助率 | 補助上限額 | 予定地区数 |
市町村 | 1/2 | 500千円 | 3 |
=年度別実績=
年度 | H24 | H25 | H26 | H27 | H28 |
補助金額
(千円) | 988 | 125 | 348 | 0 | 0 |
=がんばる地域プラン審査会=
市町村が策定したプラン等を外部委員を加えた「がんばる地域プラン審査会」において審査し、基本計画の採択先(6月)及びプランの認定先(12月)を決定する【外部審査員:4名、内部審査員1名】。
平成29年度要求額(H28予算額)
プラン策定事業 | 1,500千円 | (1,500千円) |
審査会委員報酬 | 180千円 | (223千円) |
審査会委員費用弁償 | 38千円 | (51千円) |
(2)プラン支援事業
約1年間かけて策定したプラン目標の実現に向け、体制整備のための推進活動や施設、機械整備などの経費を補助する。
区分 | 内容 |
実施主体 | 市町村、農協、任意組織、市町村農業公社
社会福祉事業を行う法人、市町村が設立した法人 |
事業対象 | 農業、特用林産物に関する事業
※土地基盤整備、畜産(耕畜連携除く)に関する事業は対象外。
※国・他事業で対応できるものはその既存事業で対応。
※プラン策定事業実施の翌年度から実施。 |
事業期間 | 5年間 |
補助率 | 県ソフト1/2、ハード1/3、市町村1/6 |
事業費 | 上限:1億円(5年間)※H27認定以降のプラン |
=年度別実績=
年度 | H25 | H26 | H27 | H28予定 |
補助金額
(千円) | 61,606 | 55,812 | 109,916 | 111,119 |
=認定プラン(14)=
認定 | 地域区分 | プラン主体 | プラン名 |
H24 | 広域
市町村
〃
旧村地域
〃
集落 | JA西部
琴浦町
江府町
鳥取市
北栄町
南部町 | 2大特産野菜の産地力増強プラン
未来をひらく農のまちづくり
奥大山江府町農業活性化プラン
未来につなぐ鹿野町農業振興プラン
北条砂丘地農業活性化プラン
次世代につなぐ果樹産地リレープラン |
H25 | 広域 | JAいなば | いなば白ねぎ倍増プラン |
H26 | 広域
市町村
〃
集落 | JA西部
三朝町
日南町
米子市 | 魅力ある果樹産地、未来への襷プラン
未来につなげ!「特A」産地三朝町水田農業活性化プラン
旨い果菜の里づくりプラン
共同選果場がつなぐ別所集落の未来づくり果樹振興プラン |
H27 | 市町村 | 米子市 | 米子砂丘にんじんの元気UP地域連携プラン |
H28
予定 | 市町村 | 八頭町
若桜町 | 人が輝き未来が輝くフードタウン八頭
未定 |
平成29年度要求額(H28予算額)
プラン支援事業 | 100,225千円 | (111,119千円) |
2)がんばる農家プラン事業
意欲的な農業者や法人、任意組織が作成した「がんばる農家プラン」に基づいて行う創意工夫を生かした経営多角化や雇用による規模拡大などの取組に対し、市町村とともに支援を行う。
区分 | 内容 |
実施主体 | 農業者、農業を営む法人、任意組織(構成員が10名以下、規約を有する組織) |
事業対象 | 農業分野(特用林産物含む)、畜産分野(養豚、養鶏)、耕畜連携関係 |
事業期間 | 3年間 |
補助率 | 県1/3、市町村1/6 |
新たな正規雇用があるプラン:県1/2、市町村1/6 |
単年度補助上限額 | 個人 300万円/年
法人 700万円/年
任意組織 700万円/年 |
新たな正規雇用があるプラン:上記金額×3/2 |
=年度別採択実績=
年度 | 支援プラン数 | 補助金額 | 備考 |
H25年度 | 45 | 128百万円 | |
H26年度 | 48 | 107百万円 | |
H27年度 | 52 | 120百万円 | |
H28年度 | 56 | 152百万円 | 中途 |
=農業関係プラン審査会=
農業者等が作成したプランを外部審査員を加えた「農業関係プラン審査会」(各農林局等毎)において審査し、プランの採択可否を判断する。
地域 | 外部審査員数 | 内部審査員数 | 合計 |
東部 | 6 | 1 | 7 |
八頭 | 6 | 1 | 7 |
中部 | 4 | 1 | 5 |
西部 | 4 | 1 | 5 |
日野 | 4 | 1 | 5 |
合計 | 24 | 5 | 29 |
平成29年度要求額
区分 | 計画プラン数 | 要求額
(千円) | H28予算額
(千円) |
新規 | 継続 | 計 |
がんばる農家プラン事業 | 35 | 22 | 57 | 191,781 | (140,000) |
雇用上乗分
(上段の内数) | 14 | 9 | 23 | 47,251 |
計 | | | | 239,032 | (140,000) |
審査員報酬(千円) | 1,152 | (1,273) |
審査員費用弁償(千円) | 256 | (286) |
3 事業の背景・ポイント
○本県農業の活力維持、発展を目指し策定した「鳥取県活力増進プラン」の目標達成に向けての取組の一環。
(4つの基本方針)
・10年後を支える多様な担い手が活躍できる環境を整えます
・産地力をアップし、農業所得を高めます
・「とっとりフードバレー」を形成します
・地域の農業を元気にし、農とともに活きる鳥取県を実現します
○農業農村の維持、発展にはそれぞれの地域における創意
工夫が必要であり、農業を核とした特色ある取組を支援する。
○農業経営が多様化する中、補助事業も引き続き柔軟で自由度の高いものが望まれている。
○農村地域の人口増、移住定住の促進のためには農業における雇用促進を図る必要がある。
○国の施策(人・農地プラン、農地中間管理事業など)との組み合わせによる、地域活性化が期待できる。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○平成16年度から「チャレンジプラン支援事業」を創設し、元気で意欲ある農業者等が作成したプラン目標の達成に向けて、市町村と連携して支援を行ってきた(平成16〜23年度の認定プラン数:350)。
○平成24年度には、「チャレンジプラン支援事業」を組み替え、「がんばる農家プラン事業」とし、市町村やJAが策定した地域農業を核とした総合的な振興プランを支援する「がんばる地域プラン事業」を創設した。
○「がんばる地域プラン事業」は、初年度である平成24年度から平成27年度までに12を認定し、平成28年度は2プランが策定・計画中である。「がんばる農家プラン事業」は、毎年約50件の農業者等を支援している。
<がんばる農家プラン事業の主な取組>
・新規導入作物による経営発展
・法人等の規模拡大による雇用増加
・高性能機械導入による省力化
<がんばる地域プラン事業の主な取組>
・JA生産部を中心とした産地の生産規模拡大
(白ねぎ、ブロッコリー、トマト、梨など)
・特産物の県内外へのPRや販路開拓の推進
(琴浦町、北栄町、日南町、米子市)
・新たな地域産品の育成による地域活性化
(江府町のコンニャク、鹿野町の生姜など)
・水田農業の維持、発展による地域活性化(江府町、三朝町)
・果樹産地継承、発展施策の展開(南部町)
これまでの取組に対する評価
○平成23年度までの「チャレンジプラン支援事業」の組み替えである「がんばる農家プラン事業」は、個に視点をおき、補助事業のメニュー等がない事業であり、農業者等の作成したプランに基づき支援を受けることが可能となるため、事業実施者からの評価は高い。
○「がんばる農家プラン事業」は、農業経営改善に取り組む農業者等にとって必要不可欠な事業となっており、継続要望が強い。
○事業取組後、プランの目標に達しない場合が見られるため、関係者によるより効果的な農業者支援体制が必要と考えられる。
○平成24年度に創出した「がんばる地域プラン事業」では、地域に視点をおき、活性化や雇用創出につながる取組を支援しており、取り組んだ地域においては、規模拡大や農地集積等の面的な広がりにつながっている。
○「がんばる地域プラン事業」に取り組んだ市町村からは、地域農業の実情、問題点を把握し、改善に向けて取り組めたとの声もあり、課題解決策を考える上での良いキッカケとなっている。
○個に視点をおいた取組と地域に視点をおいた取組を行うことにより、地域における農産物振興及び農業を核とした地域活性化に資するものと思われる。
工程表との関連
関連する政策内容
がんばる地域プラン事業の推進による地域農業の活性化
関連する政策目標
がんばる地域プラン数
財政課処理欄
実績等を勘案し、金額を精査しました。各種委員会等の報酬改定に伴い、報酬を精査しました。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
254,468 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
254,468 |
要求額 |
342,383 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
342,383 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
222,321 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
222,321 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |