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平成29年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:消費者支援対策費
事業名:

未来と人と社会のための「思いやり消費」普及事業

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生活環境部 消費生活センター   

電話番号:0857-26-7186  E-mail:shohiseikatsu@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 14,638千円 6,358千円 20,996千円 0.8人
補正要求額 2,811千円 795千円 3,606千円 0.1人
17,449千円 7,153千円 24,602千円 0.9人

事業費

要求額:2,811千円    財源:単県   追加:2,811千円

一般事業査定:計上(金額精査)   計上額:2,400千円

事業内容

1 背景

    • 本県では、消費者庁の「倫理的消費」調査研究会(以下「研究会」という。)への参加を契機に、平成27年度から「思いやり消費」(エシカル消費)の普及啓発に取り組んでいる。
    • 昨年3月には「鳥取県消費者教育推進計画」を策定し、「環境、人や社会、地球にやさしい商品やサービスを選ぶ思いやりのある買い物のしかた」の普及を目的とし、「思いやり消費」(エシカル消費)の啓発・教育に重点的に取り組んでいるところである。
    • 他方で、まだ十分浸透しているとは言えず、更なる普及促進を図るためには、消費者・事業者双方の意識向上、様々な主体が協働した推進活動、消費行動として実践できる環境づくりが求められている。

     ※「思いやり消費」(エシカル消費) …人や社会、環境への配慮
      など、商品やサービスの背景にある社会的価値を考えた消費 
      活動のこと。

2 目的

  • 一般社団法人日本エシカル推進協議会(以下「エシカル推進協議会」という。)に参画し、エシカル基準策定に関与するとともに、地域における推進リーダーの育成や消費者・事業者・NPO法人等、様々な主体の協働による推進活動、消費者・事業者双方の意識向上等を行う。
  • 「思いやり消費」(エシカル消費)を実践できる環境づくりの一環として、本県における高品質の「エシカル商品」を広く内外に発信する。

<一般社団法人日本エシカル推進協議会の概要>
 ・目的:社会、環境、地域等に配慮したエシカルな生産、流通、販
   売、購入などの行動及び活動の推進、普及啓発・情報提供・
   調査研究に関する事業等の実施により、持続可能な社会構
   築に寄与する。

 ・事業概要:エシカル基準の策定、エシカル推進に関する普及啓
   発、教育研修、情報収集・提供、調査研究 等

 ・構成員:民間企業及び団体、地方自治体、個人 約120団体

 ・設立年月日:平成29年2月15日

3 事業内容 (1)県産「エシカル商品」発信事業

消費者庁主催「エシカル・ラボ」を県内に招致し、県民に対し、「思いやり消費」(エシカル消費)の必要性と消費者としての実践の重要性等に係る理解促進と意識向上を図るとともに、県産「エシカル商品」産品市を同時開催することで、本県における高品質の「エシカル商品」を広く内外に発信する。

<県産「エシカル商品」産品市>
 ・時  期:8月下旬〜10月下旬
 ・会  場:県西部地区
 ・出展者数:10者×2日間(内外に発信できる高品質・高付加
    価値な商品や個性的なエシカル商品の生産を行う者等)
     (例:県産素材と専門家の技術・アイデアを組み合わせ、
        障がい者が生産に携わる商品。)

<参考:消費者庁主催「エシカル・ラボ」>
 ・目的:「エシカル消費」の内容やその必要性について、国民の
    理解を広め、日常生活での浸透を深めることを目的に開
    催。
 ・開催実績:
   (第1回)
     日時:平成27年12月12日(土)
         午後1時から午後4時45分まで
     場所:東京ビッグサイト
     開催趣旨:エシカル消費の有識者と若年層が共に学び、
         エシカル消費の認識を広く普及させる。
     参加者:200名程度
   (第2回)
     日時:平成28年7月24日(日)
         午後2時から午後5時30分まで
     場所:クレメント徳島ほか(東京・倉吉と中継)
     開催趣旨:エシカル消費の取組みが盛んな徳島を本会
         場に東京会場とも中継し、広くエシカル消費の理
         解を深める。
     参加者:(徳島会場)200名程度、(東京会場)100名程度

(2)日本エシカル推進協議会(正会員)年会費

  • エシカル推進協議会に参画し、エシカル基準の策定に関与することで、県産「エシカル商品」の認定・普及・発信につなげる。
  • エシカル推進協議会と連携して、地域におけるエシカル活動推進リーダーの育成、様々な主体の協働による推進活動、更なるエシカル消費の普及促進を進める。

4 予算額

事業名
予算額(千円)
(1)県産「エシカル商品」発信事業
2,611
(2)日本エシカル推進協議会(正会員)年会費
200
合計
2,811

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<H28>
■子ども「エシカル・ラボ」の開催
 子どもたちがエシカル消費について理解し、社会全体や未来のことを思いやり行動する消費者になるよう育成を図ることを目的に、夏休みの自由研究講座として県内3会場で開催。
■とっとり「エシカル・マルシェ」の開催
 エシカル消費の啓発、県内のエシカル商品の周知と適切な評価について、子どもとその保護者への理解促進を図るため、県内大規模イベント会場内において、エシカル産品市を開催。
<H27>
■エシカル消費地区別研修会の実施
 行政職員、消費者団体等を主な参加者として、県内3地区(東・中・西部)でエシカル消費に関する基礎知識等の理解促進を図るため研修会を実施。
■エシカル消費普及啓発シンポジウムの開催
 一般県民を対象に、エシカル消費の基礎知識に関する講演及び県内の既存取組事例を交えた懇話会を開催し。
■エシカル消費普及に係るメディアミックス広報
 新聞広告、ラジオCM、テレビCMを組み合わせてエシカル消費の啓発広報を実施。

これまでの取組に対する評価


<H28>
■エシカル消費を知らなかった子どもたちが、具体的な事例を学び、新聞に仕上げる過程を通じて実践的にエシカル消費を理解した。
■イベントに参加された多くの子ども及びその保護者に、飲食やクイズラリーを通じて楽しみながらエシカル消費・エシカル産品を理解していただけた。
<H27>
■今後の県民への効果的な意識啓発及び理念等の普及・定着に向けて、市町村及び消費者団体等と一定の共通認識を図ることができた。
■県民への浸透度が低かった概念について、「良い取組」としての認識や、「自ら実践していきたい」といった積極的な意見も見られ、一定の理解が進んだ。今後の更なる普及に向けた契機とすることができた。

財政課処理欄


 委託料の一部を精査しました。バス送迎費、出展者の謝金・旅費はゼロとします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 14,638 14,628 0 0 0 0 0 10 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 2,811 0 0 0 0 0 0 0 2,811
保留・復活・追加 要求額 2,811 0 0 0 0 0 0 0 2,811
要求総額 17,449 14,628 0 0 0 0 0 10 2,811

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 2,400 0 0 0 0 0 0 0 2,400
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0