1 事業概要
平成29年9月に宮城県で開催される第11回全国和牛能力共進会宮城大会(以下「全共」という。)への出場を契機に「鳥取和牛」の認知度を向上させ、「鳥取和牛」のトップブランド化を図る。
2 事業内容
○全国系列テレビ番組で「鳥取和牛」の更なる放映
(当初:満点青空レストラン 6月補正:ガイアの夜明け[交渉中])
○9月から首都圏百貨店で、切れ目のない「鳥取和牛」フェアの実施の他、9月末からのフランスレストランウィーク(首都圏)で「鳥取和牛」フェアの実施、さらに11月には鳥取ゆかりのフレンチの名店「シェ・イノ」での「鳥取和牛」フェアのプレスランチの実施
○全共終了後、10月から11月にかけてのキャンペーン期間中の県内宿泊者に抽選で「鳥取和牛」をプレゼント
◆<6月補正>全国系列TV番組 「鳥取和牛」PR (10月)
・「ガイアの夜明け(交渉中)」を活用したPRの実施 |
◆<6月補正>プレスランチ開催 (11月)
・鳥取ゆかりのフレンチの名店「シェ・イノ」で「鳥取和牛」PRの実施 |
◆ <当初、6月補正>首都圏百貨店 「鳥取和牛」フェア(9-11月)
・銀座三越(当初)、新宿伊勢丹・日本橋三越(6月補正)で試食
などフェア実施 |
◆<当初>「鳥取和牛物語」の作成 (11月)
・雑誌「料理王国」とのコラボで「鳥取和牛物語」作成 |
◆<当初、6月補正>首都圏レストラン 「鳥取和牛」フェア (9-10月)
・<当初>鳥取ゆかりの「センチュリーコート丸の内」等でレストランフェア
・<6月補正>フランスレストランウィーク(首都圏15店舗)で首都圏マスコミを呼んで「鳥取和牛」PR |
◆<6月補正>県内観光キャンペーン (10月)
・キャンペーン期間中、県内宿泊者に抽選で「鳥取和牛」プレゼント |
※県とJAグループが一緒になって「鳥取和牛」をPR
3 事業費
・メディア誘致・TV放映・試食・プレゼント等関係経費 6,000千円
・県内宿泊キャンペーン広告経費 4,000千円
◆事業委託先
第11回全共鳥取県推進委員会
(事務局 公益社団法人 鳥取県畜産推進機構)
4 事業実施期間
平成29年度
5 背景
○鳥取和牛は他産地に負けない高品質な和牛肉ブランドであるにも関わらず、有名ブランド牛肉と比べると知名度で劣っている。全国牛肉ランキング(H24年)で「鳥取和牛」は50位(231ブランド゙)。さらに、鳥取牛(ホルスタイン:46位)より知名度が下。
○ しかし、全国トップクラスの成績で検定を終了した「白鵬85の3」「百合白清2」の産子の子牛セリ上場により、和子牛に関しては知名度も上がり、平均価格も全国一の子牛市場となっている。
○平成29年9月に開催される全共では「白鵬85の3」「百合白清2」の産子を出品することで、全国の関係者から大いに注目されると共に優秀な成績が期待される。
○また宮城全共後には「白鵬85の3」「百合白清2」産子の牛肉の本格出荷が始まる。それら産子の増加に伴い、鳥取和牛の上物率(肉質等級4等級以上)もさらに高まり、高品質な牛肉もさらに増加してくる。
○鳥取和牛をトップブランドへステップアップさせるためには、「白鵬85の3」「百合白清2」の産子の高品質牛肉のラインナップだけでなく、まず、認知度を一気に上げることが必要であり、そこで全共という「全国大会」への出場を契機に「鳥取和牛」の知名度を上げることが最も効果的な手法である。