現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成29年度予算 の 観光交流局の新たな航空旅客創出事業
平成29年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:交通対策費
事業名:

新たな航空旅客創出事業

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観光交流局 観光戦略課 国際ネットワーク担当  

電話番号:0857-26-7237  E-mail:kankou@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
29年度当初予算額 73,550千円 5,564千円 79,114千円 0.7人 0.0人 0.0人
29年度当初予算要求額 73,550千円 5,564千円 79,114千円 0.7人 0.0人 0.0人
28年度当初予算額 40,300千円 0千円 40,300千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:73,550千円  (前年度予算額 40,300千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:73,550千円

事業内容

1 目的

県内の国内航空路線は、鳥取砂丘コナン空港の5便化継続米子鬼太郎空港の羽田便7便化羽田便以外の国内路線の誘致(多路線化)などに向けて、更なる利用促進が求められている。県としても官民一体となって、県内外に向けた利用促進策に取り組んでいるところである。


    一方で、持続的に県内空港の利用促進を図っていくためには、既存の利用者層への働きかけを継続することはもちろん、新たな旅客ニーズや利用者層に向けたアプローチを図り、国内航空便の利用拡大を図ることも重要である。

    このことから、平成29年度は、次の点を重点におきながら旅客需要の開拓を図ることとし、取組を実施する。
    ○ 鳥取空港における早朝1便対策や但馬圏域の利用拡大
    ○ 全日空と連携した新たな利用需要の開拓

2 県内空港の状況や課題

【鳥取砂丘コナン空港の利用状況】
・H26年度国内線実績 342,926人(前年比103.9%)
・H27年度国内線実績 368,099人(前年比107.3%)
・H28年度(4〜11月)国内線実績 264,664人(前年同月比101.8%)
→H26.3月末から政策コンテスト枠により5便へ増便。利便性が向上し、前年を上回る旅客増となっているが、5便化の継続に向けて更なる旅客の上積みが必要。
→特に東京発の1便(ANA293便)の搭乗率が著しく低く、1便の利用促進(2便との平準化含む)の対策が必要。
    (参考)東京発1便(ANA293便)について
    時間:6時40分羽田発→8時鳥取着
    搭乗率:42.3%(東京発2〜4便の平均搭乗率70.4%)
→政策コンテストの委員からは但馬圏域への利用増の取組が不十分との意見あり。

【米子鬼太郎空港の利用状況】
・H26年度国内線実績 816,336人(前年比134.3%)
・H27年度国内線実績 549,029人(前年比67.2%)
・H28年度(4〜11月)国内線実績 400,977人(前年同月比105.6%)
→スカイマークの撤退によりH27の実績数は減少しているが、東京便の利用状況はH27・H28ともに順調。
→特にH28は、5月と10月に1日7便化となり、利便性が更に向上したことにより、利用率が大幅に上昇した。
    (参考)H27とH28の10月の利用率
    H27.10月:75.6% ⇒ H28.10月:77.8%(2.2ポイント上昇)
→一方で、H28冬ダイヤから7便から6便に戻ったこと、利用圏域が一部重複する出雲空港(JAL)も利用が好調であることから、更なる利用促進の取組が必要になる。

【両空港】
→H25.12のスカイマーク就航により米子空港は多路線化・ダブルトラック化となり、結果、新たな航空需要が掘り起こしされ、その後の米子空港の好調な利用状況に繋がっている。このことからも、鳥取・米子ともに路線活性化のためには新規路線の就航が重要である。

【利便性向上策の利用状況】
・早朝便おもてなし事業:延べ350食(H28.4〜9月実績)
・レンタカー助成:鳥取H28:650件(前年同月403件)※11月末時点
            米子H28:406件(H27未実施)※11月末時点
・空港周遊バス乗客数:1,285名(H28.5〜11月実績)

3 事業内容

(1)鳥取空港における旅客層の新規開拓3,500千円(拡充)
    政策コンテストで掲げた目標を達成し、5便化を継続させるため、搭乗率の低い東京発1便対策及び但馬圏域の利用拡大などの取組を実施する。
    【取組内容】(※は「空の駅」関連事業)
    ア ”早起きは3両(良)の徳”キャンペーン(仮)
    ⇒主に観光客の1便利用を促進する取組を複合的に実施
      ・1便利用者に対するレンタカー助成の上乗(720千円※)(3,000円→5,000円に上乗せ)
      ・早朝便利用者に対する朝食支援(1,000千円※)
      ・1便限定!毎日、搭乗者プレゼントキャンペーン(1,500千円)
      (ANA293便(東京発の1便)の搭乗者を対象に抽選で毎日1名に県産品が当たるキャンペーン)
    イ 但馬地域の利用拡大大作戦
    ⇒但馬地域の方に鳥取空港の利便性を実感していただき、但馬地域の利用促進を図る。
      ・キャンペーン期間を設け、但馬地域の子どもを対象とした鳥取空港利用に対する最大1万円の割引支援(1,000千円)
      ・但馬空港と連携した首都圏での航空便PR(1,000千円)
      (開催場所(案):羽田空港、JR浜松町駅、JR有楽町駅、鳥取及び兵庫のアンテナショップなど)
(2)全日空と連携した新たな需要開拓37,800千円(充実)
    ⇒全日空と連携し、中国をはじめとする羽田トランジットによる海外からのインバウンド誘客や「鳥取多美」をコンセプトに、女性をターゲットとした共同誘客キャンペーンの展開
    【取組内容】
    ア 羽田トランジットによるインバウンド誘客(10,800千円)
      ・全日空中国統括室と連携した中国本土から羽田トランジットによる鳥取旅行商品の造成支援
      ANA EXPERIENCE JAPAN(全日空国際線機内誌)での”鳥取旅”の情報発信 等
    イ 全日空との共同キャンペーンによる誘客(27,000千円)
      ・「鳥取多美」のモデルを活用した”鳥取の隠れた魅力”の情報発信
      ・「癒し」「食」「アクティビティ」などのテーマごとに鳥取らしい”ひと癖”あるモニターツアーや旅行商品の造成支援
      (砂丘ヨガ、窯元体験、グランドゴルフ、など)

(3)国内路線新規開拓PR 2,500千円(継続)
新規路線開拓に向けた国内チャーターの就航支援や航空会社と連携した取組を実施する。

(4)航空便利用者の利便性向上事業 28,500千円(継続) 
    ※「空の駅」関連事業
県内空港の航空便を利用する搭乗者の利便性向上に向けて、空港内の機能強化や2次交通対策の取組を実施し、更なる航空便の利用率向上を図る。
【取組内容】
出店トライアル・イベント支援事業鳥取空港(国際会館含む)内でトライアル出店する事業者やイベントを開催する団体等に対する補助金
2,500
空港案内機能強化事業鳥取空港に観光・二次交通案内等を行う空港コンシェルジュ等を配置
4,600
早朝便おもてなし事業鳥取空港(国際会館含む)で、鳥取らしい朝食をワンコインで提供する事業者に対する補助金
1,000
空港レンタカー助成事業鳥取・米子両空港の航空便利用者に対してレンタカー割引(基本3,000円、外国人最大10,000円)を実施
9,300
空港周遊バス支援鳥取空港と鳥取港・鳥取砂丘を結ぶ空港周遊バスに対する運行支援経費
8,100
支援事業のPR経費空港連絡バスラッピング掲出料及び各事業PR経費
3,000
小計
 28,500
(H27.2経済対策 41,830)
(地方創生推進交付金充当)

    (5)標準事務費 1,250千円


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 40,300 0 0 0 0 0 0 0 40,300
要求額 73,550 14,250 0 0 0 0 0 0 59,300

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 73,550 14,250 0 0 0 0 0 0 59,300
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0