高等教育機関等支援事業

（目的）
県内の高等教育機関が取り組む学術研究を支援することにより、本県の知的基盤の強化、研究成果の活用による地域の活性化を図る。
（要求内容）
○研究助成：46,000千円（46,000千円）
　　＜各部門配分の目安（平成28年度実績）＞
　 　 環境創造部門：35,000千円
　 　 地域振興部門：10,000千円
　 　 北東アジア学術交流部門：1,000千円　　　　　　　　　　　　
○研究等評価委員会の開催経費：390千円(369千円)
○研究成果新聞掲載：2,100千円（0千円）
○基金積立金：2,600千円（0千円）

（２）とっとり乾地研倶楽部の活動支援（継続）

　「とっとり乾地研倶楽部」は、国内外から研究者が集まる「共同利用研究拠点」として本県が世界に誇る「鳥取大学乾燥地研究センター」の情報を発信し、同時に「県民の教育施設」としても活用していくため、平成１２年に鳥取市も加わり官民協働で発足させた同センターの支援団体。この団体が行う乾燥地研究情報発信事業に助成を行う。
また、法人会員として年会費を支払う。

・乾燥地研究情報発信事業の内容
乾燥地研究センターの研究活動・研究成果の情報発信、アリドドーム施設一般公開等に対する支援
・補助先：とっとり乾地研倶楽部（事務局 鳥取商工振興協会）
・補助金：380千円（定額）
・年会費：10千円／年

県中部地域の振興及び人材育成に大きな役割を果たしている鳥取看護大学、鳥取短期大学等を支援するため、「鳥取看護大学、鳥取短期大学と地域の発展を推進する会」に加入し、その活動を支援する。
・活動内容：
学生募集、大学祭、大学図書館充実、北東アジア・地域研究助成、就職活動支援、新入生歓迎ポスター作成協力、「まちの保健室」「倉吉絣研究・普及」への協力　
・事務局：鳥取看護大学、鳥取短期大学と地域の発展を推進する会（倉吉商工会議所内）
・会員数：３１６（法人１８０、個人１３６）（平成２７年度）
・年会費：10千円／年

（４）標準事務費（枠内）

３　平成２７年決算審査特別委員会　指摘事項

「現状の研究成果公開の方法では、成果が広く県民に周知されているとは言いがたく、不十分であります。当該支援は税金で賄われていることを、県はもとより、高等教育機関の方にもご理解いただき、県として期待する成果の整理、県民への公開方法の充実を図るべきであります。」
○対応
「研究成果の県民への公開方法については、ホームページへの掲載と併せて、地方紙による広報を行う。」（平成２８年１０月１１日決算審査特別委員会全体会で口頭説明）