競技力向上対策事業費

（１）県外優秀アスリート受入支援事業（制度要求）

調整要求額	54千円
査定額 （当初要求額）	0千円（54千円）
復活内容・ 理由	優秀なアスリートを県外から呼び入れ、その人材を起爆剤とし、ジュニア世代の切磋琢磨をねらう事業。ジュニア世代の選手層を厚くし国体３０位台定着を図るため、生徒の受入れを行う自治体を支援する制度を創設する。 【制度の概要】 ア　支援対象生徒 ・県立高校推薦入学者(県外生徒)在籍の部活動が県の強化部指定であること。 ・高校入学後に寮を利用できない生徒。 イ　支援内容 ・下宿代相当の補助（県1/2　市町1/2） ウ　対象校 ・鳥取県立八頭高等学校（柔道等） ・鳥取県立境高等学校（サッカー、陸上、ヨット等） 【Ｈ２９事業内容】 　県外高校生推薦入試制度で選抜された優秀なスポーツ選手に対する支援のための「運営準備会」を開催する。（年４回） 　運営準備会で、対象生徒の受け入れ先を確保する等、受入体制を整える。 ・構成：地元高校、地元自治会、地元役場、県、 県体協　等 ・経費：５４千円 　 会場使用料、外部委員謝金、資料代等、 通信運搬費、役務費　など


（２）国体等強化備品整備

調整要求額	9,196千円
査定額 （当初要求額）	29,824千円（48,442千円）
復活内容・ 理由	（1）査定8.5掛けとされた備品のうち特殊性の高い15品目（ボート、カヌー、セーリング、自転車　等）について当初要求どおりの復活要求を行う。 （備品の多くは特注による発注で専門的な物品のため、業者が限られ8.5掛けでは不落札に終わることから、当初要望通りの額を要求するもの） （2）ゼロ査定とされた備品のうち、必要性が特に高いものについて復活要求を行う。 　○ワイルドウォーターＫ−１艇 　○スラロームＫ−１艇 　平成２６年度に整備したが、劣化が激しい状態。平成２８年いわて国体でも上位成績を上げており、艇の整備により引き続き上位入賞が期待できる。 　○ 男子・女子用ダブルスカル 　湖山艇庫には練習用の艇が１台もない状態であり、東部地区の競技力向上には欠かせない。鳥取県全体の競技力向上のためには東部地区の備品整備が必要。 　 　○ トラックレーサー完成車 　団体追い抜きの試合には４人が出場するが、練習は性能のそろった自転車で５人が行う。競技用自転車は個々の選手の体格に合わせて購入するため、旧型の自転車を使う選手が出場した場合は不利になる。最新性能の５台がそろった状態で練習し、試合にもそろった自転車で出場できるようにしたい。平成２８年度に４台整備し、残りの１台を要求しようとするもの。

　　　　　　　　　　　　　

（３）巡回スポーツ指導員の配置

調整要求額	4,390千円
査定額 （当初要求額）	21,954千円（26,335千円）
復活内容・ 理由	教員の指導力不足を地域の外部指導者の活用で補うだけでは、競技力向上が十分に進まない実態がある。 　このため、高い指導力を有する巡回スポーツ指導員が学校の部活動や地域のスポーツクラブでジュニア選手を直接指導するとともに、指導者との連携を図ることで競技力向上を図る。 想定競技：　卓球/県内一円の中学校及び地　　　　　　　　　　域スポーツクラブを巡回 配属先　：　スポーツ課（スポーツ指導員） 配置数　：　１名 【現状】 :県内中学校における外部指導者要望 ［年度別要望人数の実績］ 　　 1 　　　2 　　　　3 H26年 　（人） 　　卓球 　　（１２） バスケットボール（８） ソフトボール　　　（７） H27年 　（人） 　　卓球 　　（１1） バスケットボール（８） ソフトボール　　　（８） H28年 　（人） 卓球 　　 （8） バスケットボール（８） ソフトボール　　　（７） 　　特に、卓球競技において教員指導力が不足。また、卓球競技においては小学校時代に活躍したジュ ニア選手が中学校への進学時に県外へ進学することが多い。 　　　→Ｈ２５（３人）、Ｈ２６（４人）、Ｈ２７（２人） 【対策】 優秀なジュニア選手の県外流出を防ぐために県内のどの学校に進学しても高水準の指導を受けられる環境を整える必要があることから学校を超えて複数校の選手を巡回指導する。