これまでの取組と成果
これまでの取組状況
集落型里山林整備事業
・平成23年度から集落型里山林整備モデル事業として里山林の環境整備に対して支援
・平成23年度は実績なし
・平成24年度は3町で取組
伯耆町(炭窯の整備)
大山町(折損木の伐採、歩道の整備)
八頭町(果樹の植栽、除伐)
・平成25年度は2市町で取組
鳥取市(作業道・展望台の整備、広葉樹植林)
大山町(除伐、花木の植栽、木製ベンチの設置)
・平成26〜27年度は実績なし
・平成28年度は智頭町で実施中、三朝町は地震の影響があり検討中
森林・山村多面的機能発揮対策
・地域評議会である公益社団法人鳥取県緑化推進委員会を通じて活動を支援
・平成25年度11組織、平成26年度14組織、平成27年度15組織を支援
・平成28年度は16組織の活動を採択し現在活動中
・国の制度改正について情報収集中
これまでの取組に対する評価
集落周辺の里山林を集落活動において整備しようという意識は高まりつつあるが、集落において高齢化・過疎化等により十分な労力が確保できないことも事実。
・里地里山再生事業(公園自然課実施、平成23年度〜25年度)において、八頭町船岡地区をモデル地区とし、「里地里山再生計画」を策定し、平成24年度から環境学習会や計画実施協議会を開催しており、集落型里山林整備モデル事業を活用して果樹の植栽や東屋の整備に加え、竹林整備事業等を活用して竹林整備にも取り組んでおり、里地里山における課題に対して連携して支援してきた。
・一方、国事業の森林・山村多面的機能発揮対策交付金は、小グループでも実施が可能であり、年々制度が浸透するにつれ、森林の利活用や森林の保全整備に係る活動が促進されている。
・しかしながら、国が制度改正を検討しており、その影響を最小限に抑えることが重要