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平成29年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:防災費 目:防災総務費
事業名:

「避難所運営リーダー養成」事業

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危機管理局 危機管理政策課 企画担当  

電話番号:0857-26-7584  E-mail: kikikanri-seisaku@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
29年度当初予算要求額 600千円 2,384千円 2,984千円 0.3人 0.0人 0.0人
28年度当初予算額 600千円 1,560千円 2,160千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:600千円  (前年度予算額 600千円)  財源:単県 

事業内容

1.事業概要

住民自らが避難所を自主運営できる体制を市町村が整備するにあたり、県が市町村向けの研修等を開催し、住民リーダーを指導育成する市町村職員の養成支援を行う。(H28から継続)

2.事業内容

県内3箇所(東中西部の圏域ごと)で市町村向けの研修会を開催する。(全市町村が参加)

    ○市町村職員が、地域住民(自治会、自主防災組織などで中心的な者や防災士など、平時の地域コミュニティでリーダーシップを発揮している者を想定)を「避難所運営リーダー」として育成していくために必要な知識や技能等の習得を支援する。
    ※熊本地震などの教訓を踏まえてとりまとめる運営マニュアル(28年度中に作成予定)に基づき、一般避難所で特に配慮が必要な者(特に女性、外国人)への対応や、男女共同参画による避難所運営など、快適な避難所環境の整備について特に習熟を図る。

    ○市町村からの希望に応じ、避難所運営の図上訓練や、避難所運営マニュアルの作成ワーキング等を併せて実施し、体制整備の意欲が高い市町村を特に支援する。(住民参加も可能)

    ○消防防災課と連携し、市町村の求めに応じ、鳥取県自主防災活動アドバイザーの派遣を行って支援体制を強化する。(消防防災課「県民と共に守る防災活動実践事業」

3.背景・目的

県内で大規模災害が発生した場合、東日本大震災や関東東北豪雨、熊本地震などの事例が示すとおり住民自ら避難所開設運営し、市町村職員は中長期的な視点を持ちながら復旧復興も含めたより専門性の高い災害対応業務に集中する必要がある。

しかし、近年本県では大規模な災害経験がなく、市町村では最新の知見を踏まえた避難所運営のノウハウが不十分である。
また、住民においても自主運営を行う意識醸成、マニュアル等の体制整備、知識や技能等の習得が不十分な状態である。
このため、地域住民の避難所運営リーダーを増やすことにつながる取組を推進することで、県全体の災害対応能力の迅速化・効率化・体制強化を図るとともに、県内の避難所環境の整備向上に繋げる。さらに、地域住民の防災意識向上を高め、地域防災力の向上を図る。

4.事業の見直し点

現状では、市町村において基礎的な体制整備を行うことが先決であることから、市町村向け研修を当面は継続的に実施する。

5.経費

講師謝金@30,000円×2人×3ヶ所=180千円
講師旅費@70,000円×2人×3ヶ所=420千円<計600千円> 

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・本県においては、近年では避難所開設を伴う災害があまり発生していないため、県・市町村ともに避難所運営に関するノウハウが不足している状況。
・本事業をH28から実施(熊本地震を受けた補正事業の進捗後(今年度後半)に研修会を開催することとしている。)
・熊本地震を踏まえた「鳥取県避難所運営指針検討会」を開催し、検討を行っている。(28年5月補正)

これまでの取組に対する評価

・鳥取県では避難所運営基準の参考となる要領等を作成(※)し、市町村へ提示してきたが、東日本大震災の教訓や女性参画への配慮などを踏まえたものが反映されていない。
※「鳥取県避難所機能・運営基準」(H19.2、鳥取県防災対策研究会)
「避難所運営マニュアル(鳥取県標準モデル)」(H23.6、県福祉保健課通知
・現在、「鳥取県避難所運営指針検討会」で検討中。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 600 0 0 0 0 0 0 0 600
要求額 600 0 0 0 0 0 0 0 600