昨年度、袋川を管理する国と連携し、専門家の意見を聞きながら水質調査等を実施した結果、水質悪化の主要因を以下の通り確認した。
(1)袋川からの汚濁負荷の逆流
(2)ヘドロからの汚濁負荷の溶出
(3)生活雑排水の流入
これらに加え、上流からの流水が少なく流れが滞りがちなことが複合的に関係し、藻や臭気の発生等を招いていることが判明した。
上記要因には、様々な施設管理者が関係している。抜本的な対策をするには、かなりのコストがかかり、長期の検討が必要であるため、短期的、応急的に効果のある対応も考える必要である。