1 目的
近年のゲリラ豪雨の顕在化によって、急激な出水応答により、被害が増加している。このため、鳥取県地域防災計画で指定される重要水防区域、又は、災害危険箇所において、「屈曲部、狭小部に起因する浸水危険度を緊急に解消」することを目的とした局部改修を実施する。
2 改修の進め方
河道屈曲部、狭小部の解消は、直下流の流下能力に見合う局部改修とし、概ね3年での事業完了を図る。
また、上下流の一連区間での河道改修が必要となる場合には、屈曲部解消等の暫定改修によりコスト縮減を図り、事業効果の早急な発現を図る。
3 事業箇所
1河川 C=8,000千円
<重要水防区域とは(人命・財産指標)>
重点的に水防活動を行うべき区域として、水防法に基づく指定河川や河川の構造(築堤等)、背後地の状況、浸水実績等に着目して選定している。
<災害危険箇所とは(性能指標)>
河川の構造(築堤、掘込)、河川構造物の問題(堤防断面等)、流下能力等に着目しており、性能が満足されていないことにより、災害発生の危険性がある箇所を選定している。