1 事業概要
薬用きのこ(生薬、創薬、食用)の栽培実用化に向けた研究委託(H25〜27)の成果を踏まえ、実用化の目途が立ちつつある生薬きのこに絞り込んだ栽培技術の実用化、および機能性表示食品制度への対応に向けた調査研究を(一財)日本きのこセンターに委託するとともに、栽培技術が実用化された食用きのこの販路開拓の取組を支援することにより、県内での安定した生産につなげ、鳥取発の新たなきのこ産業の創出を加速化させる。
2 一般要求整理結果
食用きのこの生産施設整備支援<新規>
(財政課意見)
食用きのこの生産施設整備支援については、国庫補助事業又は商工労働部の補助金活用を検討してください。
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(調整要求理由)
・林野庁所管国庫補助事業は事業費規模が300万円以上のものが補助対象。
・商工労働部の県版経営革新総合支援事業は中小企業者を支援対象としている。6次産業化関連事業は6次加工する場合に支援対象としている。
要望主体のうち、八東町菌床椎茸生産組合は任意の生産者団体であり、中小企業者に該当しない。また、生産物は6次加工せずそのまま出荷するため、本事業により支援を行う。
3 調整要求内容
調整要求額 220千円
・事業実施主体:八東町菌床椎茸生産組合
・生産きのこ名:アラゲキクラゲ
・整備内容:栽培棚、散水装置、殺虫ランプ、換気扇
・事業費:660千円
・県補助金:220千円(補助率1/3)
・市町村義務補助金:110千円(補助率1/6)