1 事業概要
県立高等学校における理科教育に必要な備品を整備する。
<背景>
- 理科教育推進のため、従来から国庫補助を受けて理科教育設備(備品)の整備を進めているところ。
- 学習指導要領(理科)において、自然に対する知的好奇心や探究心を高め、科学的な思考力・表現力の育成を図る観点から、観察・実験等の充実を図ることとなっている。
2 目的
県立高等学校における理科設備(顕微鏡・模型等)を整備することにより、学習指導要領に沿った理科教育の充実を図る。
3 要求額
単位:千円
| 現計予算額 | 補正予算要求額 |
備品購入費
(理科設備) | 11,481 | 1,836 |
4 補正理由
国から本補助金の追加配分希望を募る照会があったので、理科授業のニーズに対し不足している設備の追加整備を行おうとするもの。
※理科教育用の設備については、従来から国補助金(理科教育設備整備費等補助金)を活用して整備を行っているが、補助金配分額の範囲内という制約もあり、各学校が必要とする設備が十分に整備できていない状況である。
このたび、国から追加配分希望の照会があったことから、各学校の整備計画に即した理科教育設備の整備を進めるため、早急に整備を行う必要があるものについては、国補助金を活用し、前倒しで整備を行いたい。
※「学習指導要領」とは
全国どの地域で教育を受けても、一定水準の教育を受けられるよう、国が学校教育法等に基づき、各学校で教育課程を編成する際の基準を定めたもの。
〇学習指導要領の基本的な考え方は以下のとおり
- 基礎的・基本的な知識・技能の習得
- 思考力・判断力・表現力等の育成
- 学習意欲の向上や学習習慣の確立
〇学習指導要領における理科教育の基本的な考え方
- 科学に関する基本的な見方や概念の一層の定着
- 科学的な思考力・表現力の育成
- 科学への関心を高め、科学を学ぶ意義や有用性を実感させる。