〇連携実証型(新規)
県内企業と県外企業等が連携して行う、IoT活用モデル(商品)開発促進に向けた支援制度を創設する。
・「地方版IoT推進ラボ」選定によるメリット(国のラボに参画している県外大手企業からの技術協力等)を活かした、競争力ある商品開発を支援する。
・開発支援型(現行)の採択枠(3件)に対しては10件以上の申請希望があることから、連携実証型(新規)に新たに枠(1件)を設定し対応するもの。
(1)新制度概要
支援内容 | IoT活用モデルの商品化に向けた開発・実証経費 |
補助率 | 2/3 |
補助上限 | 10,000千円 |
支援件数 | 年1件 |
対象者 | 事業者(県内外企業)の連携事業体
※県内事業者は複数とし、開発者と導入者が構成員であること
※県内事業者は「とっとりIoT推進ラボ」の参画企業であること
※県外事業者は国ラボに参画する企業であること |
主なメリット
(県内効果) | ・県外大手企業からの技術導入
(大手企業:IoT推進ラボ(国)参画企業)
→市場競争力のある商品開発
(県外に打って出るサービスモデルの開発)
→開発コスト・時間の低減
・中小零細企業の開発参画も可能
・導入企業からの提案・アプローチが可能
→開発段階から”開発””導入”が連携
→本質的ニーズを開発に反映可能 |
【想定申請事業】
〇分野:製造業
連携体主幹企業(想定):株式会社イナテック鳥取
事業内容:生産設備予防保全システムの開発
県外大手の基盤技術を活用し、県内IT企業と連携して開発。
○分野:ヘルスケア
連携体主幹企業(想定):鳥取大学医学部
事業内容:広域医療情報管理システム開発
県内技術と県外大手の技術を融合させ、鳥取大学医学部を 基幹とした広域的管理システムを開発。
(2)専門家派遣
採択事業の確実な事業化に向け、県内外の専門家を派遣するなど伴走支援を実施する。
〔構成〕コアミーティングを構成する専門家等
〔役割〕・連携事業体の構築支援(マッチング)
・「開発」「導入」双方へのサポート、ハンズオン支援