1.事業の目的
県立都市公園の既存照明のうち、未改修のままとなっている運動施設用場内照明等について、早期のLED化を目的とする。
2.事業の概要
県立都市公園内には複数の照明施設が存在するが、運動施設用場内照明を中心に、水銀灯のまま未だにLED化されていないものが数多く残っている。
- 国連の水銀条約により2020年には水銀灯の製造及び輸入が禁止されることから、園内に既存の水銀含有灯具修繕が今後困難になると考えられる。各施設がキャンプ地誘致や重要な大会開催を控えており、国際基準等で求められる充分な照度を確保するとともに不測の事態に備え容易な修繕を可能とするためにも、順次計画的にLED灯具へ更新していく。
- また、平準化を図りつつ事業を集中的に行い、早期改修を推進することで、省電力化によるコスト縮減への取組みとしていく。
3.改修方針
(ア)既存施設の経年劣化、損傷等により、修繕を必要とする照明施設のLED化改修。
(イ)利用頻度が高く省電力効果を早期に発揮できるものから優先的にLED化。
(ウ)照度向上による灯具数間引き調整や既存照明塔再利用等によるコスト縮減。
(エ)計画的かつ継続的改修による事業の平準化とLED化早期完了。
4.事業計画
既に不具合が有り緊急性の高い県民体育館サブアリーナについてH29に実施。
事業費(H29工事費+委託費)
H29 県民体育館照明改修 ───41,300千円
実施設計業務委託 2,300
サブアリーナ照明LED改修 39,000
5.要求額
平成29年度要求(うち国費1/2)
委託費: 2,300千円
工事費:39,000千円