現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成29年度予算 の 元気づくり総本部のストレスオフ環境拡大事業
平成29年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

ストレスオフ環境拡大事業

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元気づくり総本部 女性活躍推進課 企画担当  

電話番号:0857-26-7791  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
29年度当初予算要求額 6,804千円 3,974千円 10,778千円 0.5人 0.0人 0.0人
28年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:6,804千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的

 2016年に行われた民間調査により、鳥取県が女性のストレス指数の低い「ストレスオフ県」第1位を獲得したことを受け、女性のストレスオフ日本一を全国に発信する。また、ストレス指数の高い分野のストレスオフ化を図る。

2 事業概要

(1)ストレスオフ情報発信事業(3,038千円)

     鳥取県の強みである女性の働きやすさ、暮らしやすさについて、PR活動やストレスオフイベント等の情報をSNS等を活用して、県外女性に向け情報発信し、鳥取県の魅力をPRすることで、移住や観光誘客に繋げる。

    (2)(新)介護ストレスオフ事業(1,766千円)
     鳥取県の女性は、全国と比べて「家族の病気、介護、その他の世話」にストレスを多く感じており、
    ・「自分の時間がない」
    ・「家族が協力的でない」
    ・「世話に係る気疲れ、自分の病気や体調不良」
    といった点にストレスを感じている女性が多い。
     一方で、スキンシップ(楽しいおしゃべりなど)によるストレス緩和によるママ友や友人関係などの人間関係のストレスが低いことから、介護中の女性同士で集まり、介護ストレスの共有を図る場を提供し、介護ストレスの軽減を図る。
    ●介護ストレスオフ女子会を県内3箇所で実施

    (3)ストレスオフ活動拡大事業補助金(2,000千円)
     ストレスオフにつながる活動に取り組む民間団体等を支援し、ストレスオフな暮らしにつながる活動の拡大を図る。


    実施主体

    民間団体等

    対象事業

    ・リフレッシュ型
     鳥取の自然、風土を活用した癒やし効果のある活動
    (例)温泉、スポーツ、食のパッケージ化したストレスオフ活動
    ・支えあい型
     人と人との支えあい等の活動
    (例)産後ママのためのリフレッシュ活動

    補助額

    定額200千円

参考(ストレスオフ(ストレス指数の低い)都道府県ランキング)

株式会社メディプラス研究所が全国の20〜69歳の女性7万人を対象に「ココロの体力測定」(ストレス指数チェック)を実施。

【ストレスオフ県ランキングの算出方法】 
・調査項目のうち、「ストレスによる心身の自覚症状」に関する項目の回答状況から、回答者の点数を算出。
・高ストレス(77点以上)と低ストレス(39点以下)の女性の割合について、全国平均を100としたときの各県の%を指数化
・低ストレス指数―高ストレス指数の差を出し、数値が高いほどストレスオフ県としてランキング

【ストレスオフ県ランキング2016】

順位

都道府県

ストレスオフ指数
(低ストレス―高ストレス)


鳥取県

57.1


和歌山県

44.8


岐阜県

32.5


愛媛県

31.7


滋賀県

27.4

【ストレス要因へのイライラ度】
54項目のストレス要因のそれぞれのイライラ度について、調査分析
<各項目で「まったくイライラしない」と回答した女性の割合の全国平均との比較(鳥取県−全国)>

上位10項目


下位10項目


ママ友関係

19.1

家族・近しい人の借金

−2.1

子どもの教育関係

15.3

老けて見える(他の人と比べて)

−2.1

友人関係

12.6

温暖化などの地球環境

−2.5

親子関係(自分の親)

8.8

パートナー(夫、彼)関係

−2.7

SNS

8.4

国際情勢

−2.7

子どもとの関係

8.3

職場の人間関係

−3.1

睡眠時間

7.7

子どもがいないこと

−3.9

肌の状態(他の人と比べて)

7.5

居住エリアの環境(場所)

−3.9

自分の自由なお金

7.2

近所付き合い

−5.4

自分の時間が無い

6.8

家族の病気、介護、その他世話

−6.7

【追加調査の主な結果】
ストレス要因のうち、子育て、教育、介護、仕事といった点について、追加して調査を実施。
<良かった点>
・「保活」、入園後の「施設環境・状況」のストレスが低く、子育てしやすい環境となっている。
・「PTAの保護者との関係」や「ママ友などの人間関係」のストレスが低く、「人間関係」は都市部と比較してもストレスが低い傾向がある。
・「子どもの急病による休み」や介護に対する「職場の理解」や「職場の支援制度」といった項目のストレスは低く、職場における子育て、介護環境は充実している。
<悪かった点>
・介護中の女性は、「自分の時間がない」ことに対するストレスが高く、「自身の体調」「介護生活への不安・憤り」に対するストレスも高くなっている。
・「オフィス環境」「仕事量」に対するストレスが高い。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

ストレスオフ県日本一となったことから、
・ストレスオフの暮らしを楽しむをコンセプトに鳥取県の魅力を全国に発信。
・県内でのストレスオフ環境の拡大活動を支援。
・ストレスを感じる内容について調査、分析。

これまでの取組に対する評価

・テレビ、雑誌等各種媒体により、ストレスオフが発信されているが、ストレスオフを実感してもらうために、引き続き取組を推進していく必要がある。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 6,804 0 0 0 0 0 0 0 6,804