80,027千円(財源:緊急時安全対策交付金(国10/10))
○サーベイ車の更新(2台分) 30,027千円
・備品購入費29,869千円
・役務費 92千円(リサイクル料金及び自賠責保険料)
・公課費 66千円(自動車重量税)
○原子力防災補給管理支援システム整備事業
・委託料 50,000千円
(1)サーベイ車の更新
・原子力施設からの放射線の影響を平時から監視するため、固 定型モニタリングポスト(9基)による24時間連続測定(環境放 射線モニタリング)を実施し、県ホームページ上でも常時公開す るとともに、その測定結果について原子力安全顧問による評価 (施設からの影響の有無等)を実施している。
・今回更新するサーベイ車は、緊急時において、弓ヶ浜半島(UP Z圏)の走行サーベイを行うことで、固定型モニタリングと併せ て、迅速かつ的確に面的な空間放射線率を把握することで、住 民避難や今後の対策策定の判断材料とする。
・車両整備(平成12年度)から15年以上経過し、重大故障前の早 期の更新を目 指していたところ、この度、国(内閣府)との協 議が整い、国交付金が充当できる見通しがたったことから、更 新を行うもの。
(2)原子力防災補給管理支援システム整備事業
・原子力災害時に住民避難が短期間に集中しても対応できるよ う迅速に避難退域時検査会場を設営する必要がある。
・このため、原子力防災補給管理支援システム構想(避難退域 時検査用資機材の整備、保管管理から輸送までの構成、運 用、運営等の概念)を取りまとめるとともに、避難退域時検査会 場用資機材のセット化し、管理輸送に適した原型(プロトタイプ) の設計及び製作を行う必要がある。